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CIVIL LAW

使用者責任(715条)

不法行為出題年度:平成24・26・28・30・令和2・4

使用者責任は、民法(債権各論)の論点です。使用者は被用者の不法行為について責任を負うか。「事業の執行について」の解釈が問題となる。 判例・通説の規範は「使用者責任(715条1項)の要件は、①使用者と被用者の間の使用関係、②被用者の行為が不法行為の要件を充たすこと、③被用者の行為が「事業の執行について」なされたことである。」とされ、予備試験・司法試験の論文では平成24年・平成26年・平成28年・平成30年などに問われています。

問題の所在

使用者は被用者の不法行為について責任を負うか。「事業の執行について」の解釈が問題となる。

規範(判例・通説の定式)

使用者責任(715条1項)の要件は、①使用者と被用者の間の使用関係、②被用者の行為が不法行為の要件を充たすこと、③被用者の行為が「事業の執行について」なされたことである。

「事業の執行について」とは、被用者の行為の外形から客観的に判断して、行為の外形上使用者の事業の範囲内に属すると認められる場合をいう(外形標準説・最判昭40.11.30)。被用者の行為が使用者の事業と無関係な私的行為であっても、外形的に事業の範囲内と認められれば足りる。

答案での書き方(法的三段論法)

  1. 1

    問題提起

    使用者は被用者の不法行為について責任を負うか。「事業の執行について」の解釈が問題となる。

  2. 2

    規範

    上の「規範」の定式を、判例名・条文とセットでそのまま書く。要件が複数ある場合は①②③と番号を振る。

  3. 3

    あてはめ

    問題文の事情を要件ごとに引用し、「〜という事情は…を意味するから、要件○を満たす」と評価を加える。数字・なお書き・当事者の具体的行動は必ず拾う。

  4. 4

    結論

    「したがって/よって」で要件充足と結論(成立・不成立、適法・違法、合憲・違憲)を一文で締める。

自分の答案がこの4要素に分解できているかは、AI答案添削で色分けして確認できます。

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出題実績と演習

よくある質問

Q使用者は被用者の不法行為について責任を負うか。+

使用者責任(715条1項)の要件は、①使用者と被用者の間の使用関係、②被用者の行為が不法行為の要件を充たすこと、③被用者の行為が「事業の執行について」なされたことである。

Q「使用者責任」は予備試験・司法試験で出題されていますか?+

平成24年・平成26年・平成28年・平成30年・令和2年・令和4年の論文式試験で出題(または関連出題)されています。頻出度は標準ランクです。