受験情報
司法試験とは?受験資格・日程・科目・配点・合格率41.2%とCBT化までの全体像【2026年版】
司法試験の全体像を、受験資格(法科大学院修了・在学中受験・予備試験合格)、5年5回の制限、令和8年の日程とCBT方式、短答3科目・論文8科目の配点、合格率41.2%(令和7年)とルート別の差、合格後の司法修習までまとめて解説。
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数値は法務省の公表資料にもとづきます(令和7年司法試験の採点結果、令和7年・令和8年予備試験短答式試験の結果 ほか)。令和8年司法試験の最終結果は2026年11月11日に発表予定で、本稿執筆時点では未公表です。
司法試験とは
裁判官・検察官・弁護士になるために必要な国家試験で、年1回(7月)実施されます。合格後に約1年の 司法修習 を経て、二回試験に合格すると法曹資格を得ます。令和7年は受験者3,837人・合格者1,581人・合格率 41.2% でした。
受験資格:3つのルート
| ルート | 条件 | 令和7年の合格率 |
|---|---|---|
| 予備試験合格 | 予備試験に最終合格 | 90.68%(472人中428人) |
| 法科大学院 在学中受験 | 所定単位を修得し1年以内に修了見込み | 52.66%(1,352人中712人) |
| 法科大学院 修了 | 既修(2年)または未修(3年)コース修了 | 21.91%(2,013人中441人) |
受験できるのは 受験資格を得た後の5年間に5回 まで。期間を過ぎると、再び予備試験に合格するか法科大学院を修了する必要があります。年齢・学歴・国籍の制限はありません。→ 受験資格と出願の詳細
日程(令和8年)
- —論文式:7月15日(水)・16日(木)・18日(土)
- —短答式:7月19日(日)
- —短答成績発表:8月6日 / 最終合格発表:11月11日(水)
- —出願:電子3月9日〜4月2日、郵送3月19日〜4月2日
- —受験手数料:32,000円(オンライン出願31,000円)
令和8年から 短答・論文ともにパソコンで解答するCBT方式 になりました。→ CBT化で変わる勉強法
科目と配点
短答式(175点満点)
| 科目 | 配点 | 時間 | 足切り |
|---|---|---|---|
| 憲法 | 50点 | 50分 | 20点未満 |
| 民法 | 75点 | 75分 | 30点未満 |
| 刑法 | 50点 | 50分 | 20点未満 |
各科目40%の足切りがあり、1科目でも下回ると論文は採点されません。令和7年の短答合格点は81点(過去最低)、令和8年は99点でした。
論文式(800点満点)
| 科目 | 配点 | 時間 |
|---|---|---|
| 公法系(憲法・行政法) | 200点 | 各2時間 |
| 民事系(民法・商法・民事訴訟法) | 300点 | 各2時間 |
| 刑事系(刑法・刑事訴訟法) | 200点 | 各2時間 |
| 選択科目 | 100点 | 3時間 |
各科目で素点25%未満は不合格(最低ライン)。総合点は「短答の得点+論文の得点×1400/800」の 1575点満点 で、令和7年の合格点は770点でした。→ 合格点と採点の仕組み
合格率41.2%をどう読むか
| 年 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 平成28年 | 6,899人 | 1,583人 | 22.9% |
| 令和2年 | 3,703人 | 1,450人 | 39.2% |
| 令和5年 | 3,928人 | 1,781人 | 45.3% |
| 令和7年 | 3,837人 | 1,581人 | 41.2% |
合格者数は約1,500人で安定し、受験者が減ったため合格率は上がりました。ただしルート別の差が大きく、法科大学院修了者は21.9%です。「2人に1人受かる試験」ではなく、「予備試験に受かる力があれば9割受かる試験」と理解してください。→ 合格率の推移10年分
合格者の姿
- —平均年齢26.8歳、最年少18歳、最高齢69歳。→ 年齢データ
- —1回目の受験で合格した人が1,197人(75.7%)。→ 受験回数のデータ
- —選択科目は労働法31%、経済法22%、倒産法18%。→ 選択科目とは
司法試験に向けた勉強の始め方
- 予備試験ルートか法科大学院ルートかを決める(→ 予備試験とは)。
- 基本7科目の 論点解説 で全体像をつかみ、短答◯×演習 を始める。
- 論文過去問 を書き、AI添削 で拾い率と規範の正確性を測る。
- 予備校を使うなら 9校の比較 で、必要な機能だけ買う。
関連:司法試験の受験資格と出願 / 合格点と足切り / 司法修習の全容
よくある質問
- Q. 司法試験は誰でも受けられますか?
- 受験資格が必要です。法科大学院の修了、法科大学院在学中の受験資格、予備試験合格のいずれかを満たした後、5年間で5回まで受験できます。年齢・学歴・国籍の制限はありません。
- Q. 司法試験の合格率はどれくらいですか?
- 令和7年は41.2%(3,837人中1,581人)です。ルート別では予備試験合格者90.68%、法科大学院在学中受験52.66%、法科大学院修了者21.91%と大きな差があります。
- Q. 司法試験はパソコンで受けるのですか?
- 令和8年(2026年)から短答・論文ともにCBT方式(パソコン解答)になりました。論文はキーボードで入力するため、Wordで答案を書く練習が必要です。
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