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司法試験の合格点は何点?短答の足切り(各科目40%)・論文の最低ライン(素点25%)・総合点770点の仕組みを解説
司法試験の合格点を、短答(175点満点・令和7年81点・令和8年99点、科目別足切り)、論文(800点満点・最低ライン25%・科目間調整)、総合評価(短答+論文×1400/800=1575点満点、令和7年770点)の3層で解説。何点取れば受かるかの目安と、点が出やすい勉強の順番。
公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
数値は法務省の公表資料にもとづきます(令和7年司法試験の採点結果、令和7年・令和8年予備試験短答式試験の結果 ほか)。令和8年司法試験の最終結果は2026年11月11日に発表予定で、本稿執筆時点では未公表です。
合格は3段階で決まる
- 短答の足切り:3科目それぞれで40%以上、かつ合計で合格点以上。
- 論文の最低ライン:各科目で素点25%以上。
- 総合評価:短答+論文(換算)の総合点が合格点以上。
1. 短答式(175点満点)
| 科目 | 満点 | 足切り(40%) |
|---|---|---|
| 憲法 | 50点 | 20点未満で不合格 |
| 民法 | 75点 | 30点未満で不合格 |
| 刑法 | 50点 | 20点未満で不合格 |
| 年 | 短答合格点 | 短答合格率 |
|---|---|---|
| 令和6年 | 93点 | 78.3% |
| 令和7年 | 81点(過去最低) | 75.6% |
| 令和8年 | 99点 | 79.3% |
令和7年は受験者の約22%が科目別足切りにかかりました。合計点は低めでも、1科目でも4割を切ると論文は採点されません。民法で30点を切るケースが多いので、民法の短答を最優先に。→ 短答の勉強法
2. 論文式(800点満点)
| 系 | 満点 | 最低ライン(25%) |
|---|---|---|
| 公法系 | 200点 | 50点未満で不合格 |
| 民事系 | 300点 | 75点未満で不合格 |
| 刑事系 | 200点 | 50点未満で不合格 |
| 選択科目 | 100点 | 25点未満で不合格 |
令和7年の最低ライン未満者は実人員113人(公法系39人、民事系32人、刑事系23人、選択科目56人)。論文の得点は素点そのままではなく、科目間で平均と標準偏差をそろえる調整が行われたうえで総合評価に進みます。令和7年の論文得点(総合評価対象者)の平均は390.26点、最高649.70点でした。
3. 総合評価(1575点満点)
総合点 = 短答の得点(175点満点)+ 論文の得点 × 1400 ÷ 800
論文の比重が 約89% です。短答で10点差がついても、論文で6点取り返せば逆転します。
| 年 | 総合合格点 | 総合点平均(対象者) |
|---|---|---|
| 令和6年 | 770点 | 796.12点 |
| 令和7年 | 770点 | 794.22点 |
総合評価対象者2,789人(令和7年)のうち合格者1,581人なので、対象者の平均点をわずかに下回っても合格 しています。言い換えると、足切りと最低ラインを越えて総合評価の土俵に乗れば、「平均的な答案」で受かります。
短答の合格点が年によって大きく動く理由
令和6年93点→令和7年81点→令和8年99点と、短答の合格点は18点幅で動いています。短答の合格点は「論文の採点対象者数」を一定に保つように決まるため、問題の難易度がそのまま合格点に反映されます。令和7年は難問が多く、合計点より 科目別の40%足切り にかかった受験者が約22%に達しました。合格点の高低を気にするより、どの年でも各科目で5割以上を確保できる基礎知識を、◯×演習 の反復でつくる方が確実です。
何点取れば受かるか(目安)
- —短答:110点前後(6割強)。足切り回避が最優先で、満点を狙う科目ではない。
- —論文:換算前で 400点前後(5割)。8科目で1科目50点(公法・刑事)/75点(民事)/50点(選択)の 半分 を安定して取る。
- —合計:短答110+論文400×1.75=810点 → 合格点770点を40点上回る。
点が出やすい勉強の順番
よくある質問
- Q. 司法試験の短答は何点で足切りですか?
- 憲法20点・民法30点・刑法20点(各科目の40%)を1科目でも下回ると、合計点にかかわらず不合格です。合計の合格点は令和7年81点、令和8年99点でした。
- Q. 司法試験の総合点はどう計算しますか?
- 短答の得点(175点満点)に、論文の得点を1400/800倍した値を加えた1575点満点です。令和6年・7年の合格点はいずれも770点で、論文の比重が約89%を占めます。
- Q. 論文の最低ラインとは何ですか?
- 各科目で素点の25%(公法系・刑事系50点、民事系75点、選択科目25点)に満たないと、他の科目がどれだけ良くても不合格になる制度です。令和7年は113人が該当しました。
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