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選択科目の選び方|労働法・倒産法・経済法・知財…タイプ別おすすめと「後悔しない」3つの基準

司法試験・予備試験の選択科目を、勉強時間の少なさ・教材の多さ・基本科目との相性・将来の実務の4軸で比較し、タイプ別(時間がない社会人、理系、企業法務志望、裁判官検察官志望)のおすすめと、選んでから後悔しやすいパターンを解説。

公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます

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結論:迷ったら労働法、時間がなければ経済法か国際私法

選択科目は合否を分ける科目ではなく、基本7科目の邪魔をしない科目 を選ぶのが正解です。選ぶ基準は3つだけです。

  1. 勉強量が少ない(条文・判例の量、問題の型の少なさ)
  2. 教材・講座・過去問解説が揃っている(独学しやすい)
  3. 基本科目の知識が流用できる(民法・民訴・行政法との親和性)

4軸の比較表

科目勉強量教材の豊富さ基本科目との相性実務での使用
労働法中〜多◎民法(契約)企業法務・一般民事で頻出
経済法少○独立性が高い企業法務(独禁・下請)
倒産法中◎民法・民訴・会社法事業再生・一般民事
知的財産法中○民法(不法行為)IT・メーカー法務
国際私法少△民法・民訴渉外・家事
租税法中△行政法・会計税務・企業法務
環境法少〜中△行政法行政・環境訴訟
国際公法多△憲法国際機関・外交

タイプ別のおすすめ

  • —社会人で勉強時間が限られる:経済法か国際私法。範囲が狭く、問題の型が固定している。労働法は実務に役立つが量が多い。
  • —大学生で時間がある・企業法務志望:労働法。合格者の3割が選ぶ最多科目で、講座・演習書・答案例が最も豊富。
  • —理系・エンジニア出身:知的財産法。特許の技術的理解がそのまま強みになる。
  • —民法・民訴が得意:倒産法。否認権・相殺・別除権など、民法の応用問題として解ける。令和7年の合格率は46.8%で8科目中最高。
  • —行政法が得意・公務員出身:環境法か租税法。行政法の処理手順がそのまま使える。
  • —裁判官・検察官志望:どれでも不利にならない。倒産法か労働法が無難。

後悔しやすい3パターン

  1. 「興味がある」だけで国際公法・環境法を選ぶ:教材と過去問解説が少なく、独学で詰まりやすい。興味は実務に出てから追えばよい。
  2. 合格率の高さで選ぶ:倒産法の合格率が高いのは選択者に上位層が多いからで、科目が易しいわけではない。→ 選択科目別の合格率データ
  3. 基本科目が固まる前に選択科目に時間を使う:選択科目は司法試験で800点中100点、予備試験で500点中50点。基本科目が7割を占める。

教材と講座の揃え方

選択率・合格率・最低ライン未満者数の出典: 法務省「令和7年司法試験の結果について」(2025年11月12日公表)。

いずれも教材は 1科目1冊を5周 の原則で。基本7科目の 論点解説 が回ってから選択科目に入ってください。

いつ決めるか

予備試験は出願(2〜3月)までに決める必要があります。大学2年〜3年の秋に基本科目の論文を書き始めた段階で、相性のよい科目を1〜2冊立ち読みして決めれば十分です。

関連:選択科目とは(8科目一覧) / 予備試験の科目と配点 / 勉強計画の立て方

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よくある質問

Q. 選択科目は何を選ぶのがおすすめですか?
迷ったら労働法です。合格者の約3割が選び、教材・講座・過去問解説が最も豊富で、民法の知識が流用できます。勉強時間を最小にしたいなら経済法か国際私法が範囲が狭く向いています。
Q. 選択科目で合否は決まりますか?
ほぼ決まりません。司法試験では論文800点中100点、予備試験では500点中50点です。ただし司法試験では選択科目にも最低ライン(素点25%)があり、令和7年は56人が選択科目で最低ライン未満となったので、捨てることはできません。

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