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司法試験・予備試験のCBT化(パソコン受験)で勉強法はどう変わる?Word答案で練習する方法

司法試験のCBT(パソコン受験)化で変わること(手書き→タイピング、六法の検索、答案の構成の仕方)と、今から準備すべき練習法。Wordで書いた答案をそのまま添削に出す環境の使い方。

公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます

制度の記述は法務省「司法試験及び司法試験予備試験のデジタル化について」(2026年10月時点)にもとづきます。実施方式は年度ごとに変わる可能性があるため、受験案内で必ず確認してください。

結論:2026年(令和8年)から司法試験は短答・論文ともパソコンで解答する CBT 方式になり、予備試験も論文式が CBT になりました(短答・口述は従来どおり)。手書き前提の練習だけでは足りないので、今日から答案は Word で書き、デジタル六法で条文を引く 練習に切り替えてください。この記事は、CBT で何が変わるか、どの順番で準備するかを、受験生向けに具体的にまとめます。

何が変わるのか(令和8年の実施方式)

司法試験予備試験
短答式CBT(画面上で選択)従来どおりマークシート
論文式CBT(画面上でキーボード入力)CBT(画面上でキーボード入力)
口述—従来どおり
使う機器テストセンターのデスクトップ PC(私物は不可)同左
六法画面上の電子版(検索可)同左

2026年2月10・11日には法務省がプレテストを実施し、操作画面と電子六法の使い勝手が受験生に公開されました。

手書きとの違いは3点

  1. 分量が増える:タイピングは手書きの1.5〜2倍の速さで書けるため、答案の総量が増えます。量が増えるほど「規範が長く、あてはめが薄い」答案の欠点が目立ちます。採点者は分量ではなく、問題文の事情をどれだけ評価に使ったかを見ています。
  2. 構成を書きながら直せる:段落の入れ替え・削除が自由なので、答案構成の完成度より「書きながら整える」力が問われます。逆に、構成を決めずに書き始めて途中で論点がずれる事故も増えます。
  3. 条文検索の速さで差がつく:電子六法は条文番号検索もキーワード検索もできますが、慣れていないと紙の六法より時間がかかります。日頃から電子版で引く習慣がない人は、本番で条文確認を省きがちになります。

今日から準備する5つのこと

  • —答案は最初から Word で書く:手書きしてから清書するのではなく、構成メモだけ手書きし、本文は Word で書きます。AI添削 は Word の答案をそのままアップロードでき、問題文の事情を拾えた部分・落とした部分、規範、あてはめを4色に分けて返すので、CBT の練習と答案の見直しが同時にできます。
  • —見出しとナンバリングを固定する:「第1 … 1 … (1) … ア」の階層を毎回同じ形で打てるよう、辞書登録かテンプレートを作っておきます。本番の入力画面は Word ほど装飾できないので、記号と改行だけで構造が伝わる書き方に慣れてください。
  • —削る練習をする:書きすぎた規範を削り、浮いた時間と行数をあてはめに回します。1通書いたら、規範部分を3割削って読み直す練習が効きます。
  • —電子六法で引く:条文番号だけでなく、「準用」「ただし書」などのキーワード検索で該当条文に当たる練習をします。普段の 短答◯×演習 の復習でも、紙ではなく電子版の e-Gov 法令検索で条文を開く癖をつけます。
  • —タイピングは「速さ」より「止まらないこと」:1分間に日本語80字程度あれば十分です。変換ミスで止まらないよう、法律用語(「瑕疵」「蓋然性」「牽連性」など)を辞書登録しておきます。

よくある失敗

  • —分量が増えた分、結論に至らないまま時間切れ になる。1科目の時間配分(構成10分→本文→見直し5分)を CBT でも守る。
  • —コピー&ペーストで同じ規範を複数設問に貼り、設問ごとの問いに答えていない 答案になる。
  • —画面が小さく問題文を往復しづらいため、問題文の事情の拾い漏れ が増える。構成段階で事情に番号を振り、本文で全部使い切る。

予備校の対応と無料ツール

加藤ゼミナール↗ は論文式 CBT を模したシステムを無料公開しており、アガルート↗ や 伊藤塾↗、辰已法律研究所↗ も CBT 形式の答練・模試や体験版を提供しています。本番の画面に最も近いのは法務省のプレテスト・体験版なので、まずそちらで操作感を確かめてから、各社の答練を選ぶとよいでしょう。→ 予備校比較のデジタル教材の項

関連:論文の勉強法 / AI添削の使い方 / 予備試験の日程

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よくある質問

Q. 予備試験もパソコンで受けるのですか?
令和8年(2026年)から、予備試験は論文式試験のみ CBT 方式(テストセンターのパソコンでキーボード入力)になりました。短答式はマークシート、口述は面接形式のままです。司法試験は短答・論文とも CBT です。
Q. 自分のパソコンは持ち込めますか?
持ち込めません。テストセンターに設置されたデスクトップ型パソコンを使います。キーボードの感触やモニターの大きさに慣れるため、法務省の体験版や予備校の CBT 答練で一度操作しておくことを勧めます。
Q. 手書きの練習はもう不要ですか?
答案構成のメモは手書きのままで構いませんが、本文の練習は Word など画面上で書く形に切り替えてください。短答の知識や論証の暗記は方式に関係なく必要です。

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