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司法試験・予備試験に不合格だったときの立て直し方|敗因分析の手順と翌年の計画、挫折から合格した人の共通点
司法試験・予備試験に落ちた直後にやること(成績通知の読み方・敗因の切り分け)、翌年までの計画の立て直し(科目別の配分・教材を変えない判断)、受験回数制限との向き合い方、受験を続けない場合の選択肢。挫折から合格した人に共通する行動。
公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
最初の2週間は「分析」だけする
不合格の直後に新しい教材を買う、予備校を乗り換える、勉強法を全部変える、はすべて逆効果です。まず 成績通知 が届くまで待ち、届いたら2週間かけて敗因を切り分けます。
成績通知の読み方
| 見る項目 | 分かること |
|---|---|
| 短答の科目別得点 | 足切りに近い科目があれば、知識の穴が特定できる |
| 論文の科目別順位(A〜F/予備は順位) | 「全科目が中位」なら書き方の問題、「特定科目だけ低い」なら科目の理解不足 |
| 総合順位 | 合格ラインまでの距離。あと何点必要か |
| 選択科目 | 基本7科目より低いなら、時間配分が少なすぎた可能性 |
予備試験なら、短答で落ちたのか論文で落ちたのかで対策が全く違います。司法試験なら、論文の素点25%未満(足切り)の科目があれば最優先です。
敗因は4種類に切り分ける
- 知識不足:規範を書けなかった、条文を引けなかった。→ 該当科目の 論点解説 と基本書を回し直す。
- あてはめ不足:規範は書けたが、問題文の事実を拾えていない。→ 最も多い敗因。AI添削 で拾い率を測り、論文の勉強法 の5色塗りをやり直す。
- 時間配分:最後の設問が白紙、1科目に時間をかけすぎた。→ 答案構成10分・起案45分を体に入れる。
- コンディション:当日の体調、睡眠、会場の環境。→ 試験1か月前からの生活を記録する。
再現答案を書いていない人は、記憶が残っているうちに書いてください。来年の自分の最大の教材になります。
翌年の計画の立て直し
教材は変えない
落ちた年に使った教材が原因で落ちることは、ほとんどありません。原因は「回しきれていない」か「書いていない」です。新しい基本書を買うより、同じ教材を5周してください。→ 教材の選び方
科目配分を変える
成績通知で低かった科目に、週の時間の 4割 を集中させます。得意科目は維持だけ(週1回の答案構成)。
書く本数を2倍にする
論文で落ちた人の共通点は起案量の不足です。週2通→週4通。添削は毎回受ける。ライトプラン(月3通)で足りなければ スタンダード(月20通)に。
計画は週単位で
AI勉強計画 に今年の成績と来年の試験日を入れ、週ごとのタスクを月曜に受け取る形にすると、年間計画の崩れを防げます。→ 勉強計画の立て方
受験回数の制限と向き合う
司法試験は法科大学院修了(または予備試験合格)から 5年間で5回 まで。令和7年の合格者1,581人のうち1回目が1,197人、2回目250人、3回目103人、4回目18人、5回目13人(法務省公表)です。回数を重ねるほど合格者は減りますが、2回目・3回目で合格する人は毎年数百人います。
予備試験には回数制限がありません。社会人で時間が限られる人は、予備試験を複数年計画で受け続ける選択も現実的です。
挫折から合格した人の共通点
- —再現答案を書き、第三者に見せた。自分の答案を客観視した瞬間に、やることが決まる。
- —教材を増やさず、周回数を増やした。
- —毎週、書いた。インプットに逃げなかった。
- —生活を変えた。朝型にする、SNSを切る、勉強場所を固定する。
- —誰かと進捗を共有した。自主ゼミ、公式LINEのサポート、家族。
受験を続けない場合の選択肢
- —法科大学院修了者:企業法務部・法律事務所のパラリーガル・公務員(法務)・司法書士や行政書士への転換。
- —予備試験受験生:法科大学院への入学(既修者コースなら2年)、または社会人を続けながら受験を継続。
受験を続けるかどうかは、成績通知の総合順位と、あと1年の時間を確保できるかで決めてください。合格ラインから遠くない(司法試験で総合点が合格点の9割以上、予備試験の論文で順位が合格者数の2倍以内)なら、翌年の合格可能性は十分あります。
関連:勉強法の全体像 / 論文の勉強法 / 合格後の進路 / 予備校比較(乗り換え前に)
よくある質問
- Q. 司法試験は何回まで受験できますか?
- 法科大学院修了または予備試験合格から5年間で5回までです。令和7年は合格者1,581人のうち2回目以降の合格者が384人で、複数回受験で合格する人は毎年一定数います。
- Q. 不合格だったら予備校を変えるべきですか?
- 教材や予備校が原因で落ちることはまれです。先に成績通知で敗因(知識・あてはめ・時間配分・コンディション)を切り分け、同じ教材の周回数と起案量を増やす方が効果的です。
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