ADMINISTRATIVE LAW
比例原則(過剰制限禁止の原則)
比例原則は、行政法(行政手続)の論点です。行政処分が目的達成のために必要な限度を超えていないか。比例原則(過剰制限禁止原則)との関係が問題となる。 判例・通説の規範は「行政権の行使は、その目的の達成に必要な限度を超えてはならない(比例原則)。比例原則の内容:」とされ、予備試験・司法試験の論文では平成23年・平成25年・平成27年・平成29年などに問われています。
問題の所在
行政処分が目的達成のために必要な限度を超えていないか。比例原則(過剰制限禁止原則)との関係が問題となる。
規範(判例・通説の定式)
行政権の行使は、その目的の達成に必要な限度を超えてはならない(比例原則)。比例原則の内容:
①適合性の原則:手段が目的の達成に適合するか。
②必要性の原則(最小侵害原則):目的達成のためにより侵害の少ない手段がないか(LRAの基準に通ずる)。
③均衡性の原則:手段による侵害が目的の重要性に比例するか。
比例原則に反する処分は、裁量権の逸脱・濫用として違法となる(行訴法30条)。
答案での書き方(法的三段論法)
- 1
問題提起
行政処分が目的達成のために必要な限度を超えていないか。比例原則(過剰制限禁止原則)との関係が問題となる。
- 2
規範
上の「規範」の定式を、判例名・条文とセットでそのまま書く。要件が複数ある場合は①②③と番号を振る。
- 3
あてはめ
問題文の事情を要件ごとに引用し、「〜という事情は…を意味するから、要件○を満たす」と評価を加える。数字・なお書き・当事者の具体的行動は必ず拾う。
- 4
結論
「したがって/よって」で要件充足と結論(成立・不成立、適法・違法、合憲・違憲)を一文で締める。
自分の答案がこの4要素に分解できているかは、AI答案添削で色分けして確認できます。
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書籍
基本行政法(日本評論社) ↗処分性・原告適格・裁量の判断枠組みを、判例の規範と当てはめの順で整理している。行政法の規範はまずこれで確認。
講座
アガルート 重要問題習得講座(重問) ↗信頼できる答案例が付いた網羅的な演習書。解答例を問題提起・理由付け・規範・あてはめ・結論の5色に塗り分けて周回する。憲法・刑法以外の論文の軸。
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アガルート 短答知識完成講座Ⅱ(下4法) ↗下4法の短答対策。過去問と判例六法のマーキングをセットで進めるための講座。
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アガルート 判例百選スピード攻略講座 ↗百選を問題集として使い、その判例が論文で出たらどう書くかを示す講座。インプットとアウトプットを同時にできる。特に行政法・民訴・会社法・刑訴で効果が大きい。
出題実績と演習
よくある質問
Q行政処分が目的達成のために必要な限度を超えていないか。+
行政権の行使は、その目的の達成に必要な限度を超えてはならない(比例原則)。比例原則の内容:
Q「比例原則」は予備試験・司法試験で出題されていますか?+
平成23年・平成25年・平成27年・平成29年・令和元年・令和3年・令和5年の論文式試験で出題(または関連出題)されています。頻出度は標準ランクです。