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選択科目はいつから勉強を始める?必要時間(120〜200時間)と基本7科目との勉強法の違い

司法試験・予備試験の選択科目を始める時期(基本7科目の論文が回り始めてから、試験の6〜9か月前)、必要時間の目安、週の時間配分、基本7科目と違う勉強法(判例の量・条文の読み方・過去問の使い方)、直前期の扱いを解説。

公開 2026/10/05約4分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます

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結論:基本7科目の論文が「書ける」状態になってから。試験の6〜9か月前が目安

選択科目は配点100点で、基本7科目1科目と同じ重さです。しかし基本7科目は短答にも関わり、論文の土台でもあるので、優先順位は明確に基本7科目が上です。選択科目を早く始めすぎると、基本科目の論文が固まる前に時間を奪われます。

  • —予備試験:短答の目処が立ち、論文の過去問を一通り書ける状態になった段階。試験の6〜9か月前。
  • —司法試験(法科大学院ルート):在学中の授業で触れている場合はそれを土台に、受験年度の前年秋から本格化。
  • —予備試験合格→司法試験:合格発表後すぐ。予備試験で使った科目を継続するのが前提。

必要時間の目安

科目目安時間内訳
労働法120〜170時間基本書60〜80h、判例・論証20〜30h、過去問40〜60h
倒産法150〜200時間条文が多く、民法・民訴との接続確認に時間がかかる
経済法100〜150時間条文は少ないが、判断枠組みの当てはめ練習が必要
知的財産法130〜180時間特許法・著作権法の2法体系
国際私法100〜140時間処理手順の型を固めれば短い
租税法150〜200時間会計の素地がないと長くなる
環境法80〜130時間行政法の理解が前提
国際公法120〜160時間体系が独立しており、ゼロからだと長い

基本7科目1科目に300〜400時間かけるのに対し、選択科目は その半分以下 が原則です。8科目の選び方は 選択科目8科目の比較 を参照。

週の時間配分

時期選択科目に充てる割合例(週20時間勉強の場合)
開始〜2か月15〜20%週3〜4時間:基本書を1周
3〜5か月目20〜25%週4〜5時間:判例・論証整理、過去問の答案構成
直前2か月10〜15%週2〜3時間:論証の確認、過去問の見直し

AI勉強計画 では、選択科目の開始週と週あたりの時間を指定すると、基本7科目の計画に組み込んだ形で週のタスクを作ります。

基本7科目との勉強法の違い

1. 判例の「量」より「型」

基本7科目は判例の規範を一つひとつ正確に覚える必要がありますが、選択科目は 処理手順(型) を先に固め、判例はその型の中に位置づけます。経済法の「市場画定→競争制限効果」、国際私法の「性質決定→連結点→準拠法」、労働法の「権利の根拠→権利濫用→個別事情」が典型です。

2. 条文を先に読む

労働法・倒産法・知財は条文の要件が答案の骨格になります。基本書を読む前に、主要条文(労契法は全条文、破産法は否認・相殺・契約関係、特許法は要件・効力・侵害)に目を通しておくと、基本書の記述が条文のどこに対応するか分かります。

3. 過去問は「全年度」ではなく「直近5〜7年」

基本7科目は過去問を全年度回しますが、選択科目は出題傾向の変化が大きいので直近に絞ります。司法試験の過去問は 法務省の公表問題 から、予備試験は令和4年以降の問題を確認してください。

4. 答案は「沈まない」ことを目標に

選択科目で上位を狙うより、基本7科目で差をつける方が効率的です。答案は論点を落とさず、規範を正確に、事実を拾う。AI添削 で拾い率を確認する使い方は基本科目と同じです。

独学か講座か

直前期の扱い

試験1か月前は、選択科目は論証と処理手順の確認だけにして、基本7科目の短答・論文に時間を戻します。選択科目は「最後に1日で全体を見直せる」分量にまとめておくのが理想です。

関連:選択科目8科目の比較 / 労働法のメリット・デメリット / 勉強計画の立て方 / 勉強法の全体像

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よくある質問

Q. 選択科目は基本7科目より先に始めてもよいですか?
おすすめしません。基本7科目は短答にも論文にも関わり、選択科目の土台(民法・民訴・行政法)にもなります。基本7科目の論文過去問が一通り書ける段階で始めるのが効率的です。
Q. 選択科目に講座は必要ですか?
労働法・倒産法は市販教材が豊富で独学可能です。経済法・租税法・国際私法は受験用教材が少ないため、単科講座を使う方が時間を節約できます。

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