教材レビュー
『倒産処理法入門』(第5版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】
山本和彦『倒産処理法入門 第5版』のレビュー。選択科目で倒産法を検討する人向けの入門書を、選択前のお試し読みとしての価値、本格学習への接続から解説。
公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
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倒産処理法入門 第5版
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本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者・編者 | 山本和彦 |
| 出版社 | 有斐閣 |
| 版・発行 | 第5版・2018年3月 |
| ページ数 | 356ページ |
| 価格(税込) | 2,640円 |
| ISBN | 978-4-641-13789-9 |
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どんな本か
破産・民事再生・会社更生・特別清算・私的整理・倒産ADRを1冊で概観する入門書です。2018年の第5版です。倒産法は民法・民訴の知識を前提に手続と実体の両面を学ぶ選択科目で、本書は全体像を短期間で掴むのに向きます。選択科目を決める前の「お試し」にも使えます。
向いている人・向いていない人
向いている人
- —選択科目に倒産法を検討しており、全体像を先に掴みたい
- —破産と再生の違いを手続の流れで理解したい
- —民法・民訴が得意で、その知識を活かせる選択科目を探している
向いていない人
- —司法試験の倒産法を本書だけで仕上げようとしている(本格的な体系書・演習書が必要)
- —2018年以降の改正・判例の反映を求める
- —入門書より最初から試験対策書を読みたい
使い方
選択科目を決める前に1〜2週間で通読し、倒産法が自分に合うかを判断します。選択後は本格的な体系書(『倒産法概説』など)に進み、本書は手続の全体像を確認する辞書として使います。民訴の論点解説で既判力や当事者の知識を復習しておくと理解が速いです。
この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。
弱点・注意点
入門書なので、試験で必要な論点の深さはありません。選択科目の学習は基本7科目の後に回し、本書を早く読みすぎて他科目を圧迫しないようにしてください。
併用したい本
総合評価
★★★★ 4.0 / 5 倒産法を選ぶか迷っている人の最初の1冊。
教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。
よくある質問
- Q. 『倒産処理法入門』は初学者でも読めますか?
- 選択科目に倒産法を検討しており、全体像を先に掴みたいという人には向いています。一方で司法試験の倒産法を本書だけで仕上げようとしている(本格的な体系書・演習書が必要)という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
- Q. 『倒産処理法入門』は何周すればよいですか?
- 通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。
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