教材レビュー
『ベーシック経済法』(第5版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】
『ベーシック経済法 独占禁止法入門 第5版』のレビュー。経済法(独占禁止法)選択者の定番入門書を、選択科目としての特徴、学習量の目安、演習との組み合わせから解説。
公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
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ベーシック経済法 独占禁止法入門 第5版(有斐閣アルマ)
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本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者・編者 | 川濵昇・瀬領真悟・泉水文雄・和久井理子 |
| 出版社 | 有斐閣 |
| 版・発行 | 第5版・2020年3月 |
| ページ数 | 398ページ |
| 価格(税込) | 2,310円 |
| ISBN | 978-4-641-22141-3 |
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どんな本か
独占禁止法を中心に経済法の全体をコンパクトに解説する有斐閣アルマの入門書で、2020年の第5版で令和元年改正(確約手続・課徴金制度の見直し)に対応しました。経済法は条文数が少なく学習量が比較的少ない選択科目として知られ、本書は多くの選択者が最初に読む1冊です。
向いている人・向いていない人
向いている人
- —学習量を抑えられる選択科目を探しており、経済法を検討している
- —独占禁止法の全体像(不当な取引制限・私的独占・不公正な取引方法)を短期間で掴みたい
- —安価な入門書から入りたい
向いていない人
- —経済法の論文で求められる「市場画定・競争の実質的制限」の当てはめを本書だけで仕上げようとしている(演習が必要)
- —2020年以降の改正・ガイドラインの反映を求める
- —判例・審決の事案まで1冊で求める
使い方
試験の6か月前から通読し、行為類型ごとの要件(市場画定→競争制限効果→正当化事由)を1枚にまとめます。過去問は市場画定と競争制限効果の当てはめが中心なので、答案を書いて AI添削 で拾い率を確認します。審決・判例は『経済法判例・審決百選』で補います。
この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。
弱点・注意点
入門書のため、論文で差がつく当てはめの深さは演習で補う必要があります。改正とガイドラインの更新が頻繁なので、受験年の最新状況は公正取引委員会のサイトで確認してください。
併用したい本
総合評価
★★★★ 4.0 / 5 経済法選択者の最初の1冊。演習と審決百選で仕上げる。
教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。
よくある質問
- Q. 『ベーシック経済法』は初学者でも読めますか?
- 学習量を抑えられる選択科目を探しており、経済法を検討しているという人には向いています。一方で経済法の論文で求められる「市場画定・競争の実質的制限」の当てはめを本書だけで仕上げようとしている(演習が必要)という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
- Q. 『ベーシック経済法』は何周すればよいですか?
- 通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。
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