教材レビュー
『国際関係私法入門』(第4版補訂)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】
松岡博 編『国際関係私法入門 第4版補訂』のレビュー。国際私法(国際関係法・私法系)選択者の定番入門書を、選択科目としての特徴、国際民事手続法との配分、演習との組み合わせから解説。
公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
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国際関係私法入門 第4版補訂 国際私法・国際民事手続法・国際取引法
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本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者・編者 | 松岡博 編 |
| 出版社 | 有斐閣 |
| 版・発行 | 第4版補訂・2021年3月 |
| ISBN | 978-4-641-04688-7 |
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どんな本か
国際私法(準拠法選択)・国際民事手続法(国際裁判管轄・外国判決の承認執行)・国際取引法を1冊で概観する入門書で、2021年の第4版補訂です。司法試験の国際関係法(私法系)は準拠法選択と国際裁判管轄が中心で、民法・民訴の知識を前提に条文(法の適用に関する通則法・民訴法)の操作を学ぶ選択科目です。
向いている人・向いていない人
向いている人
- —選択科目に国際私法を検討しており、全体像を掴みたい
- —民法・民訴が得意で、条文操作型の選択科目を探している
- —学習量を抑えつつ安定した点を取りたい
向いていない人
- —論文で求められる通則法の当てはめを本書だけで仕上げようとしている(演習書と過去問が必要)
- —国際取引法の実務的な内容を深く学びたい
- —判例の事案まで1冊で求める
使い方
試験の6か月前から、国際私法(通則法の総論・各論)→国際民事手続法の順で通読します。準拠法選択の手順(法律関係の性質決定→連結点→準拠法の適用)を図にまとめ、過去問を解いて AI添削 で手順どおり書けているか確認します。
この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。
弱点・注意点
入門書のため、論文の当てはめの深さは演習で補います。改訂サイクルが長めなので、受験年までの判例・改正は別途確認してください。
併用したい本
総合評価
★★★★ 4.0 / 5 国際私法選択者の最初の1冊。手順を図にして過去問へ。
教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。
よくある質問
- Q. 『国際関係私法入門』は初学者でも読めますか?
- 選択科目に国際私法を検討しており、全体像を掴みたいという人には向いています。一方で論文で求められる通則法の当てはめを本書だけで仕上げようとしている(演習書と過去問が必要)という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
- Q. 『国際関係私法入門』は何周すればよいですか?
- 通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。
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