教材レビュー
『民事訴訟法判例百選』(第6版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】
『民事訴訟法判例百選 第6版』(2023年)のレビュー。民訴の判例集を、既判力・既判力の第三者への拡張など論文頻出判例の読み方、短答との接続、使い方から解説。
公開 2026/10/05約2分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
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民事訴訟法判例百選 第6版
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本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者・編者 | 高田裕成・畑瑞穂・垣内秀介 編 |
| 出版社 | 有斐閣(別冊ジュリスト265号) |
| 版・発行 | 第6版・2023年9月 |
| ページ数 | 264ページ |
| 価格(税込) | 3,080円 |
| ISBN | 978-4-641-11565-1 |
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どんな本か
民事訴訟法の重要判例を収録する判例集で、2023年の第6版です。民訴は判例の規範(既判力の時的限界、信義則による遮断、争点効の否定、債権者代位訴訟の判決効など)がそのまま答案に乗る分野で、事案を知らないと当てはめが書けません。他科目以上に「判例の事案」が重要な科目です。
向いている人・向いていない人
向いている人
- —既判力・既判力の拡張・補助参加の判例を事案から押さえたい
- —論文で「本件は判例の事案と異なる」を具体的に書きたい
- —最新版の判例集で民訴を仕上げたい
向いていない人
- —全件通読する前提
- —民訴の概念理解がまだ曖昧(判例を読んでも結びつかない)
- —結論だけなら判例六法で足りる
使い方
民訴の論点解説の既判力の項(77・79・80・81・82事件など)で引いている判例を本書で読み、事実関係と判旨の射程を一言メモします。短答では、判例六法で理由が分からなかった判例を本書で確認します。解説は読まなくて構いません。
この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。
弱点・注意点
民訴の判例は事案が複雑で、概念が固まる前に読むと混乱します。読解民訴で概念を押さえてから引いてください。他科目の百選より価格が高めです。
併用したい本
総合評価
★★★★☆ 4.5 / 5 民訴は判例の事案で差がつく。引く本として必携。
教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。
よくある質問
- Q. 『民事訴訟法判例百選』は初学者でも読めますか?
- 既判力・既判力の拡張・補助参加の判例を事案から押さえたいという人には向いています。一方で全件通読する前提という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
- Q. 『民事訴訟法判例百選』は何周すればよいですか?
- 通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。
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