教材レビュー
『基礎からわかる民事訴訟法』(第2版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】
和田吉弘『基礎からわかる民事訴訟法 第2版』のレビュー。元裁判官・予備校講師の著者が実務感覚で民訴を説く基本書を、リークエとの違い、コンパクト版との選び方から解説。
公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
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基礎からわかる民事訴訟法 第2版
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本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者・編者 | 和田吉弘 |
| 出版社 | 商事法務 |
| 版・発行 | 第2版・2022年4月 |
| ページ数 | 688ページ |
| 価格(税込) | 5,060円 |
| ISBN | 978-4-7857-2961-5 |
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どんな本か
元裁判官で予備校講師の経験もある著者が、民事訴訟法を「なぜそうなるか」から説明した基本書です。2022年の第2版で改正と判例が更新され、207ページのコンパクト版(2023年)も出ています。研究者の体系書より説明が噛み砕かれており、独学で民訴に入る人に向きます。
向いている人・向いていない人
向いている人
- —研究者の体系書が読みにくく、噛み砕いた説明が欲しい
- —独学で民訴を基礎から始める
- —実務の手続感覚を交えて理解したい
向いていない人
- —学説の整理や最新の理論動向を重視する
- —すでにリークエで体系が入っている(重複する)
- —5,000円超の価格と688ページの分量を負担に感じる(コンパクト版という選択肢あり)
使い方
初学者は本書を1周目の通読用にし、読解民訴→ロジカル演習の順で進むと民訴の骨格ができます。すでに別の基本書がある人は、分かりにくかった章だけ本書で読み直す使い方が現実的です。民訴の論点解説との照合は他の基本書と同様です。
この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。
弱点・注意点
研究者の体系書と比べると学説の整理は簡潔で、法科大学院の授業で参照されることは少なめです。通常版とコンパクト版で分量が3倍以上違うので、用途を決めてから選んでください。
併用したい本
総合評価
★★★★ 4.0 / 5 独学の1冊目に向く民訴。リークエと重複するので選ぶのはどちらか。
教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。
よくある質問
- Q. 『基礎からわかる民事訴訟法』は初学者でも読めますか?
- 研究者の体系書が読みにくく、噛み砕いた説明が欲しいという人には向いています。一方で学説の整理や最新の理論動向を重視するという場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
- Q. 『基礎からわかる民事訴訟法』は何周すればよいですか?
- 通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。
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