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『民法(全)』(第3版補訂版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】
潮見佳男『民法(全) 第3版補訂版』(2025年)のレビュー。民法全体を1冊で通せる基本書を、短答・論文での使い方、分冊の基本書との使い分け、補訂版の変更点から解説。
公開 2026/10/05約2分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
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民法(全) 第3版補訂版
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本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者・編者 | 潮見佳男 |
| 出版社 | 有斐閣 |
| 版・発行 | 第3版補訂版・2025年3月 |
| 価格(税込) | 5,060円 |
| ISBN | 978-4-641-23346-1 |
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どんな本か
総則から相続までの民法全体を1冊にまとめた基本書で、2025年3月の第3版補訂版で2024年9月までの法改正と判例が反映されました。民法は分冊の体系書を揃えると数千ページになりますが、本書なら700ページ台で全体を見渡せます。短答・論文の両方で辞書として使え、筆者も民法の基本書はこれに絞りました。
向いている人・向いていない人
向いている人
- —民法を1冊で通読し、全体像を早く掴みたい
- —短答で間違えた箇所を引く辞書が欲しい
- —分冊の基本書を全部読む時間がない社会人・他学部生
向いていない人
- —各分野の理由付けを深く知りたい(記述は簡潔)
- —初学者で、いきなり密度の高い文章に当たると挫折しそう
- —親族・相続を手厚く学びたい(分量は限られる)
使い方
1周目は細部を覚えず、章立てと制度の位置づけだけを掴んで1か月で通します。2周目以降は、短答◯×演習で間違えた肢と、民法の論点解説で理由付けが分からなかった論点を辞書的に引きます。論文の答案構成では、請求権→要件→抗弁の順で本書の該当章を確認する癖をつけます。
この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。
弱点・注意点
密度が高く、初学者が最初に読むと消化不良になりやすい本です。入門書や講義で全体像を掴んでから使う方が効率的です。1冊で全分野を扱う分、各論点の理由付けは短いので、論文での説得力は論点解説や判例百選で補ってください。
併用したい本
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民法の基礎1 総則 第5版
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事例から民法を考える
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民法判例百選Ⅰ 第9版
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総合評価
★★★★☆ 4.5 / 5 民法を1冊で回すならこれ。辞書として長く使える。
教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。
よくある質問
- Q. 『民法(全)』は初学者でも読めますか?
- 民法を1冊で通読し、全体像を早く掴みたいという人には向いています。一方で各分野の理由付けを深く知りたい(記述は簡潔)という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
- Q. 『民法(全)』は何周すればよいですか?
- 通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。
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