教材レビュー
『民法の基礎1 総則』(第5版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】
佐久間毅『民法の基礎1 総則 第5版』のレビュー。民法総則の定番基本書を、論文で問われる意思表示・代理・時効の理由付けの学び方、民法(全)との使い分けから解説。
公開 2026/10/05約2分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
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民法の基礎1 総則 第5版
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本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者・編者 | 佐久間毅 |
| 出版社 | 有斐閣 |
| 版・発行 | 第5版・2020年4月 |
| ページ数 | 488ページ |
| 価格(税込) | 3,410円 |
| ISBN | 978-4-641-13832-2 |
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どんな本か
民法総則を、制度趣旨から丁寧に説き起こす定番の基本書です。第5版は2020年の債権法改正施行に合わせて全面改訂されました。意思表示・代理・無権代理・時効など、論文で理由付けを問われやすい分野の説明が分かりやすく、初学者が最初に読む総則としても、論文期に理由付けを確認する本としても使えます。
向いている人・向いていない人
向いている人
- —民法総則の理由付けを腹落ちさせたい
- —代理・無権代理・94条2項類推の答案を筋道立てて書きたい
- —民法(全)の総則部分だけでは物足りない
向いていない人
- —民法全体を1冊で済ませたい(本書は総則のみ)
- —短答知識の確認だけが目的(それなら民法(全)と六法)
- —姉妹書『民法の基礎2 物権』以降を揃える予算・時間がない
使い方
総則の通読は2〜3週間でできます。読みながら、民法の論点解説の総則分野(意思表示・代理・時効)に理由付けを一言ずつ書き足します。論文期は、答案で理由付けが薄いと感じた論点だけ辞書的に戻ります。
この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。
弱点・注意点
総則のみなので、他分野は別の本が必要です。2020年以降の判例は反映されていないため、判例百選第9版で補ってください。丁寧な分、ページ数は多めです。
併用したい本
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民法(全) 第3版補訂版
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民法判例百選Ⅰ 第9版
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総合評価
★★★★☆ 4.5 / 5 総則の理由付けはこの1冊で。民法(全)との併用が現実的。
教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。
よくある質問
- Q. 『民法の基礎1 総則』は初学者でも読めますか?
- 民法総則の理由付けを腹落ちさせたいという人には向いています。一方で民法全体を1冊で済ませたい(本書は総則のみ)という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
- Q. 『民法の基礎1 総則』は何周すればよいですか?
- 通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。
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