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『民法判例百選Ⅱ 債権』(第9版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】

『民法判例百選Ⅱ 債権 第9版』のレビュー。債権総論・各論の判例集を、債権法改正後の判例の読み方、論文で優先する判例、使い方から解説。

公開 2026/10/05約2分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます

Amazon.co.jp 民法判例百選Ⅱ 債権 第9版 窪田充見・森田宏樹 編 / 有斐閣(別冊ジュリスト263号) / 2023年2月 / 208ページ / 2,420円★★★★☆ Amazonで見る
本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。

書誌情報

項目内容
著者・編者窪田充見・森田宏樹 編
出版社有斐閣(別冊ジュリスト263号)
版・発行第9版・2023年2月
ページ数208ページ
価格(税込)2,420円
ISBN978-4-641-11563-7
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どんな本か

債権総論・契約・事務管理・不当利得・不法行為の重要判例を収録する判例集です。2017年の債権法改正を踏まえた第9版で、改正によって判例法理が条文化された箇所と、なお判例が規範を担う箇所が整理されています。不法行為と不当利得は改正の影響が小さく、判例の規範がそのまま答案に乗る分野です。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • —不法行為・不当利得の論文で判例の規範を正確に使いたい
  • —改正で条文化された判例と、まだ判例で補う論点を区別したい
  • —Ⅰと揃えて最新版にしたい

向いていない人

  • —全件通読する前提
  • —改正前の判例の扱いに不安があり、まず条文の理解を優先すべき段階
  • —家族法が主目的

使い方

改正で条文化された論点は条文を優先し、本書は事案の確認に留めます。不法行為(過失相殺・因果関係・損害)と不当利得(転用物訴権など)は判例の規範が答案の軸になるので、民法の論点解説の該当論点に判旨の表現を書き写しておきます。

この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。

弱点・注意点

改正前の判例が「現行法でどう位置づけられるか」を自分で整理する必要があり、初学者には負担です。基本書で改正の全体像を掴んでから使ってください。

併用したい本

総合評価

★★★★ 4.0 / 5 不法行為・不当利得の答案を支える判例集。Ⅰと合わせて。

教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。

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よくある質問

Q. 『民法判例百選Ⅱ 債権』は初学者でも読めますか?
不法行為・不当利得の論文で判例の規範を正確に使いたいという人には向いています。一方で全件通読する前提という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
Q. 『民法判例百選Ⅱ 債権』は何周すればよいですか?
通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。

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