教材レビュー
『会社法(LEGAL QUEST)』(第5版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】
『会社法 第5版(LEGAL QUEST)』のレビュー。受験生に最も使われる会社法の基本書「リークエ」を、田中『会社法』との使い分け、論文での条文操作の学び方、版の注意点から解説。
公開 2026/10/05約2分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
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会社法 第5版(LEGAL QUEST)
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本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者・編者 | 伊藤靖史・大杉謙一・田中亘・松井秀征 |
| 出版社 | 有斐閣 |
| 版・発行 | 第5版・2021年3月 |
| ページ数 | 574ページ |
| 価格(税込) | 3,190円 |
| ISBN | 978-4-641-17946-2 |
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どんな本か
4人の研究者による会社法の標準的な教科書で、令和元年改正に対応した第5版です。574ページに会社法の全体がバランスよく収まり、制度趣旨と条文の対応が追いやすい構成です。司法試験の会社法は「条文の要件を正確に当てはめる」ことで差がつくため、条文の引き方を学ぶ基本書として受験生の支持が厚い1冊です。
向いている人・向いていない人
向いている人
- —会社法の基本書を1冊に絞りたい
- —条文の要件と制度趣旨をセットで押さえ、答案で条文を引けるようになりたい
- —900ページの田中『会社法』は重いと感じる
向いていない人
- —理論的な理由付けを深く知りたい(田中『会社法』の方が詳しい)
- —令和元年改正以降の実務・判例の動きまで反映を求める
- —入門書レベルの平易さを期待する
使い方
1周目は機関・株式・資金調達の順で通読し、条文を必ず六法で引きながら読みます。2周目は商法の論点解説の論点ごとに該当箇所を確認し、「条文番号→要件→効果」をメモします。論文では、答案構成時に本書の条文引用の順番を再現できるかが目標です。
この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。
弱点・注意点
2021年の第5版以降、改訂が出ていません。令和の重要判例は『会社法判例百選 第4版』と判例六法で補ってください。記述は標準的で、理由付けの深さでは田中『会社法』に譲ります。
併用したい本
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会社法 第4版(田中亘)
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会社法判例百選 第4版
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事例で考える会社法 第2版
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総合評価
★★★★☆ 4.5 / 5 会社法の1冊目の定番。条文を引きながら読むこと。
教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。
よくある質問
- Q. 『会社法(LEGAL QUEST)』は初学者でも読めますか?
- 会社法の基本書を1冊に絞りたいという人には向いています。一方で理論的な理由付けを深く知りたい(田中『会社法』の方が詳しい)という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
- Q. 『会社法(LEGAL QUEST)』は何周すればよいですか?
- 通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。
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