オンラインロースクールONLINE LAW SCHOOL

教材レビュー

『事例で考える会社法』(第2版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】

『事例で考える会社法 第2版』のレビュー。会社法の事例問題25問を扱う演習書を、司法試験レベルの長文事例への対応、改正前刊行への対処、問題の選び方から解説。

公開 2026/10/05約2分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます

Amazon.co.jp 事例で考える会社法 第2版 伊藤靖史・伊藤雄司・大杉謙一・齊藤真紀・田中亘・松井秀征 / 有斐閣 / 2015年12月 / 538ページ / 3,850円★★★★☆ Amazonで見る
本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。

書誌情報

項目内容
著者・編者伊藤靖史・伊藤雄司・大杉謙一・齊藤真紀・田中亘・松井秀征
出版社有斐閣
版・発行第2版・2015年12月
ページ数538ページ
価格(税込)3,850円
ISBN978-4-641-13729-5
Amazon.co.jp Amazonで『事例で考える会社法 第2版』を見る Amazonで見る

どんな本か

法学教室の連載を単行本化した会社法の演習書で、全25問の事例と詳しい解説を収録します。司法試験の会社法は長文事例から複数の論点を拾う形式のため、事例ベースで条文操作を練習できる本書が演習書の定番になっています。筆者も会社法の演習はこれと『会社法事例演習教材』で行いました。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • —リークエを1周し、会社法の答案を書く練習に入りたい
  • —司法試験レベルの事例で論点の拾い方を学びたい
  • —解説で「検討の順序」を身につけたい

向いていない人

  • —令和元年改正後の条文での演習を求める(本書は平成26年改正対応)
  • —予備試験レベルの短い事例で十分な段階
  • —全25問を解く時間がない(取捨選択が必要)

使い方

各問を答案構成してから解説を読み、拾えなかった論点と条文を書き出します。改正の影響がある箇所は現行条文で読み替えます。商法の論点解説で規範を整え、書いた答案は AI添削 で拾い率を確認します。機関と株式の問題を優先すると出題頻度に合います。

この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。

弱点・注意点

2015年刊行で令和元年改正前のため、改正点(株主総会資料の電子提供、取締役の報酬規制など)は読み替えが必要です。改訂が長く出ていない点は承知のうえで使ってください。

併用したい本

総合評価

★★★★ 4.0 / 5 会社法の論文力を作る演習書。改正の読み替えは必要。

教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。

→ Amazonで『事例で考える会社法 第2版』を見る↗

よくある質問

Q. 『事例で考える会社法』は初学者でも読めますか?
リークエを1周し、会社法の答案を書く練習に入りたいという人には向いています。一方で令和元年改正後の条文での演習を求める(本書は平成26年改正対応)という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
Q. 『事例で考える会社法』は何周すればよいですか?
通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。

Online Law School

予備校の10分の1以下の費用で、演習・添削・計画をひとつに

論点解説(無料)、短答◯×演習、論文過去問、AI添削、AI勉強計画。ライトプランは月額5,000円、最低契約期間はありません。

あわせて読みたいコラム

論点ごとの解説(論証・判例・答案の書き方)は論点解説へ: