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民法・商法・民事訴訟法の基本書・演習書おすすめ【民事系】合格者が使った本と使う順番

民法(民法(全)・事例から民法を考える・判例百選)、商法(会社法事例演習教材・田中会社法・事例で考える会社法)、民訴(読解民事訴訟法・ロジカル演習・重点講義・判例百選)のおすすめと使い方。配点が最も大きい民事系で沈まないための順番。

公開 2026/10/05約6分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます

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民事系は配点が最大。1冊ずつ決めて周回する

司法試験の民事系は3科目で300点、予備試験でも3科目分あり、ここで沈むと取り返せません。一方で範囲が最も広いので、教材を増やすと周回できなくなります。各科目 基本書1冊+演習書1冊+判例百選 に固定します。

民法

使う順番

  1. 1冊で全体を確認:民法(全)(有斐閣・潮見佳男)↗ — 総則から相続まで1冊で要件・効果を確認できる。論証の要件漏れはここで補う。
  2. 判例の規範:民法判例百選Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ↗ — 規範と事案の対応を確認。論点解説(民法) から引く。
  3. 複数論点の事例:事例から民法を考える↗ — 長文事例で、論点の優先順位と書く順番を練習する。
  4. 網羅的な演習:講座を使うなら アガルート 重要問題習得講座↗ — 信頼できる答案例つき。解答例を5色に塗って周回する。
  5. 過去問:論文過去問 を答案構成で全年度。

補助として

民法の答案で守ること

  • —請求権を特定してから要件を立てる。要件の列挙漏れが最大の失点。
  • —改正法(債権法・相続法・物権法)の条文番号を正確に。古い版の教材は使わない。

商法(会社法)

使う順番

  1. 現場思考の演習:会社法事例演習教材↗ — 近年の予備試験の現場思考問題をほぼカバーする。第1部(紛争解決編)に絞る。解答例がないので、答案は AI添削 か自主ゼミで確認する。
  2. 条文の趣旨:会社法(東京大学出版会・田中亘)↗ — 条文の趣旨から説明する体系書。論証の「趣旨」を厚くしたいときに引く。
  3. 次の演習:事例で考える会社法↗ — 条文を手がかりに解決する練習。事例演習教材の次に。
  4. 判例:会社法判例百選↗ — 取締役の責任・決議の瑕疵の判例を事案から確認。

補助として

商法の答案で守ること

  • —条文の要件を淡々と当てはめる。会社法は条文番号(決議要件・期間)が点になる。
  • —瑕疵の効果(無効・取消し・不存在)と、事後処理(責任追及・差止め)まで書く。論点解説(商法) で処理手順を確認。

民事訴訟法

使う順番

  1. 概念の理解:読解 民事訴訟法(勅使河原)↗ — 受験生の誤答例を挙げて修正する本。既判力・弁論主義の「生じる」「及ぶ」が曖昧なら必読。
  2. 短い事例で確認:ロジカル演習 民事訴訟法(弘文堂)↗ — 「生じる・及ぶ・作用する」を一つずつ確認する演習書。概念を自分の言葉で言えるようにする。
  3. 判例:民事訴訟法判例百選↗ — 既判力・弁論主義・当事者の判例を事案から理解。番号で論点を引けるように。講座なら 民事系1位が作った民訴判例百選基本講義(BEXA)↗ が百選を自分の言葉で説明する練習になる。
  4. 辞書:重点講義 民事訴訟法 上・下↗ — 論点ごとの学説と判例の位置づけを確認する辞書。通読しない。
  5. 過去問:論文過去問。民訴は出題論点が固定的なので、過去問の論点一覧を作ると効く。

補助として

民訴の答案で守ること

  • —定義→趣旨→規範→あてはめの順を崩さない。定義が不正確だと以降が全部減点される。
  • —「既判力が生じる」と「及ぶ」を混同しない。

時間配分の目安

科目インプット論証整理演習・過去問
民法80時間40時間100時間
商法50時間25時間70時間
民訴50時間25時間60時間

関連:基本書の選び方【総論】 / 公法系の基本書 / 刑事系の基本書 / 論証集の選び方

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よくある質問

Q. 民法は分野別の基本書を全部そろえるべきですか?
不要です。民法(全)のような1冊本で全体の要件・効果を確認し、詰まった分野だけ分野別の体系書を辞書として引く方が周回できます。
Q. 会社法事例演習教材は解答例がありませんが、どう使いますか?
答案構成または起案して、AI添削や自主ゼミで確認します。第1部(紛争解決編)に絞れば分量は現実的で、近年の予備試験の現場思考問題に直結します。

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