教材レビュー
『基本刑事訴訟法Ⅱ 論点理解編』(第2版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】
『基本刑事訴訟法Ⅱ 論点理解編 第2版』(2025年)のレビュー。捜査・証拠の論点を最新判例で全面改訂した1冊を、論証への落とし込み方、伝聞法則での使い方、Ⅰとの連携から解説。
公開 2026/10/05約2分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
Amazon.co.jp
基本刑事訴訟法Ⅱ 論点理解編 第2版
Amazonで見る
本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者・編者 | 吉開多一・緑大輔・設楽あづさ・國井恒志 |
| 出版社 | 日本評論社 |
| 版・発行 | 第2版・2025年4月 |
| ページ数 | 394ページ |
| 価格(税込) | 3,300円 |
| ISBN | 978-4-535-52836-9 |
Amazon.co.jp
Amazonで『基本刑事訴訟法Ⅱ 論点理解編 第2版』を見る
Amazonで見る
どんな本か
刑訴の論文で問われる論点(強制処分と任意処分、令状主義、別件逮捕、違法収集証拠、伝聞法則など)を、手続の理解を前提に解説する本です。2025年の第2版で捜査・証拠の最新裁判例を網羅して全面改訂されました。「手続を踏まえた論点理解」という副題どおり、Ⅰを読んだ人が論文で使う規範と理由付けをここで固めます。
向いている人・向いていない人
向いている人
- —刑訴の論文で、規範だけでなく理由付けを書けるようになりたい
- —最新の判例を反映した論点書が欲しい
- —Ⅰで手続を押さえ、次の段階に進みたい
向いていない人
- —手続の流れがまだ入っていない(先にⅠ)
- —判例の事案まで本書に求める(百選が必要)
- —演習書としての問題数を期待する
使い方
刑訴の論点解説の論点ごとに本書の該当章を読み、規範と理由付けを答案で使う表現に揃えます。伝聞法則の章は『伝聞法則に強くなる』と併読すると定着します。過去問を書いたあと、評価が低かった論点の章を読み直し、AI添削の規範の正確性で改善を確認します。
この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。
弱点・注意点
論点書なので、判例の事案は『刑事訴訟法判例百選 第11版』で別途確認が必要です。Ⅰと合わせて2冊で6,600円かかりますが、刑訴はこの2冊で基本書を完結できます。
併用したい本
Amazon.co.jp
基本刑事訴訟法Ⅰ 手続理解編
Amazonで見る
Amazon.co.jp
伝聞法則に強くなる 第2版
Amazonで見る
Amazon.co.jp
事例演習刑事訴訟法 第3版
Amazonで見る
総合評価
★★★★★ 5.0 / 5 刑訴の論文はこの本で規範と理由付けを固める。2025年改訂で安心。
教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。
よくある質問
- Q. 『基本刑事訴訟法Ⅱ 論点理解編』は初学者でも読めますか?
- 刑訴の論文で、規範だけでなく理由付けを書けるようになりたいという人には向いています。一方で手続の流れがまだ入っていない(先にⅠ)という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
- Q. 『基本刑事訴訟法Ⅱ 論点理解編』は何周すればよいですか?
- 通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。
Online Law School
予備校の10分の1以下の費用で、演習・添削・計画をひとつに
論点解説(無料)、短答◯×演習、論文過去問、AI添削、AI勉強計画。ライトプランは月額5,000円、最低契約期間はありません。
あわせて読みたいコラム
論点ごとの解説(論証・判例・答案の書き方)は論点解説へ: