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『刑事訴訟法(酒巻匡)』(第2版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】

酒巻匡『刑事訴訟法 第2版』のレビュー。理論の一貫性で定評のある刑訴の体系書を、受験生が辞書として使う方法、基本刑訴との役割分担、通読の是非から解説。

公開 2026/10/05約2分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます

Amazon.co.jp 刑事訴訟法 第2版 酒巻匡 / 有斐閣 / 2020年7月 / 704ページ / 4,730円★★★★★ Amazonで見る
本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。

書誌情報

項目内容
著者・編者酒巻匡
出版社有斐閣
版・発行第2版・2020年7月
ページ数704ページ
価格(税込)4,730円
ISBN978-4-641-13942-8
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どんな本か

刑事訴訟法を単著で体系的に書いた教科書で、強制処分法定主義・令状主義の理解に一貫した理論的な枠組みを示すことで知られます。2020年の第2版で判例と制度が更新されました。基本刑訴が「手続と論点」の実践書なら、本書は「理由付けの源泉」として法科大学院の授業や答練解説で頻繁に参照されます。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • —刑訴の論文で理由付けの一貫性を高め、上位を狙いたい
  • —基本刑訴では理由付けが足りないと感じる論点がある
  • —法科大学院の授業で参照される体系書を手元に置きたい

向いていない人

  • —刑訴の1冊目を探している(基本刑訴Ⅰから)
  • —通読する時間がない社会人(辞書使いなら可)
  • —実務の運用を交えた説明を好む

使い方

通読はせず、刑訴の論点解説で理由付けを深めたい論点(強制処分の定義、任意捜査の限界、伝聞の意義など)だけ該当箇所を読み、2〜3行で要約します。答案で「なぜその規範か」を1行足したいとき、本書の理由付けが使えます。

この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。

弱点・注意点

2020年刊行で、以後の判例は基本刑訴Ⅱ第2版や百選第11版で補います。理論的な記述は初学者には難しく、基礎を固めてから使う本です。価格と分量から、必須ではなく上位志向の人向けです。

併用したい本

総合評価

★★★★☆ 4.5 / 5 理由付けの辞書。基本刑訴で足りない人の2冊目。

教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。

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よくある質問

Q. 『刑事訴訟法(酒巻匡)』は初学者でも読めますか?
刑訴の論文で理由付けの一貫性を高め、上位を狙いたいという人には向いています。一方で刑訴の1冊目を探している(基本刑訴Ⅰから)という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
Q. 『刑事訴訟法(酒巻匡)』は何周すればよいですか?
通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。

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