勉強法
司法試験・予備試験の苦手科目・苦手分野はどこまで対策すべきか|配点と期待値で「捨てる・守る・伸ばす」を決める
苦手科目を全部克服しようとすると時間が足りない。配点・出題頻度・自分の得点から期待値で優先順位をつけ、「捨てる(一般教養・手形)」「守る(苦手科目は平均点)」「伸ばす(得意科目で上位)」に分ける方法と、科目別の守り方の具体例。
公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
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この記事の筆者(開発者)は、医学部在籍中に予備試験へ短答20位台・論文10位台(総合13位)で合格しました。平日3〜4時間・休日8時間、期間は約1年半です。勉強法の全文は 合格者の勉強法 に公開しています。
原則:苦手を「平均」に、得意を「上位」に
予備試験の論文は10科目を合計で評価します。苦手科目を上位にする時間で、得意科目を上位にする方が合計点は伸びます。目標は 苦手科目で平均点(Cランク相当)を守り、得意科目で上位(A)を取る 配分です。
期待値で優先順位をつける
| 判断軸 | 問い | 高いほど |
|---|---|---|
| 配点 | その分野は何点分か | 対策する |
| 出題頻度 | 直近10年で何回出たか(論点解説 に出題年度を記載) | 対策する |
| 現状の得点率 | 今どれくらい取れるか | 低いなら「守る」対策、高いなら放置 |
| 伸びしろ/時間 | 10時間かけて何点上がるか | 高いなら優先 |
「10時間で何点上がるか」で並べると、苦手科目の基本論点(頻出・低得点)が最上位に、得意科目の細かい論点が最下位に来ます。
捨てる・守る・伸ばすの分類
捨てる(対策しない)
- —短答の一般教養(割り切り方)。
- —商法の手形・小切手の深い論点。
- —各科目の出題頻度が低い学説対立。
守る(平均点を取る)
- —苦手科目の 頻出論点の規範 だけを正確に(論点解説のAランクを優先)。
- —答案の 型 を崩さず、あてはめで事実を拾う。知識がなくても型と事実で平均点は取れる。
- —短答は判例六法のマーキング部分だけ。
伸ばす(上位を取る)
科目別の「守り方」
| 苦手科目 | 守りの最低ライン |
|---|---|
| 憲法 | 三段階審査の型+主要判例10個の規範 |
| 行政法 | 処分性・原告適格・裁量の規範を判例どおりに。個別法は問題文から読む |
| 民法 | 請求→要件→抗弁の整理。頻出の典型論点(論点解説 民法) |
| 商法 | 機関・株式の条文を引けること。瑕疵の効果の整理 |
| 民訴 | 定義を正確に。既判力・弁論主義・処分権主義 |
| 刑法 | 構成要件の処理手順。共犯と錯誤の型 |
| 刑訴 | 強制処分該当性と伝聞の要件 |
苦手科目に講座を使う
苦手科目だけは講義で理解を補うのが効率的です。全科目パックではなく、BEXA↗ や アガルート↗ の単科講座、スタディング↗ の科目別講座を1科目分だけ買う。費用は数万円で済みます(予備校比較)。
判断を月1回見直す
AI勉強計画 に科目別の進捗を入れておくと、週のタスクが自動で配分されます。月末に短答の科目別正答率と添削の科目別スコアを見て、「守る」から「伸ばす」に移せる科目がないか確認してください。
関連:受かる人・落ちる人の共通点 / 暗記が苦手な人の学習法 / 科目一覧と学習順序
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よくある質問
- Q. 苦手科目は捨ててもよいですか?
- 論文の基本7科目を捨てることはできません。捨てるのは一般教養や出題頻度の低い細部に限り、苦手科目は頻出論点の規範と答案の型で平均点を守る配分にします。
- Q. 苦手科目にどれくらい時間を配分すべきですか?
- 「10時間かけて何点上がるか」で並べると、苦手科目の頻出論点が最優先になります。そこを平均点まで引き上げたら、残りの時間は得意科目を上位に伸ばす方が合計点は伸びます。
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