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予備試験の科目一覧と学習順序|公法・民事・刑事のどれから始めるか、1年目の順番を合格者が解説
予備試験の全科目(短答8科目・論文10科目・口述2科目)の一覧と配点、初学者が学ぶ順番(民法→刑法→憲法→民訴→刑訴→商法→行政法)の理由、科目ごとの特徴と最初に読む教材、選択科目・実務基礎をいつ始めるか。
公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
この記事の筆者(開発者)は、医学部在籍中に予備試験へ短答20位台・論文10位台(総合13位)で合格しました。平日3〜4時間・休日8時間、期間は約1年半です。勉強法の全文は 合格者の勉強法 に公開しています。
予備試験の科目一覧
| 試験 | 科目 | 配点・形式 |
|---|---|---|
| 短答式 | 憲法・行政法・民法・商法・民訴・刑法・刑訴(各30点)+一般教養(60点) | 270点満点。令和7年の合格点は159点(法務省公表) |
| 論文式 | 憲法・行政法・民法・商法・民訴・刑法・刑訴・選択科目・法律実務基礎(民事・刑事) | 各50点、計500点 |
| 口述式 | 法律実務基礎(民事・刑事) | 各科目60点を基準に加減点 |
学ぶ順番:民法→刑法→憲法→民訴→刑訴→商法→行政法
| 順 | 科目 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 民法 | 量が最大で、商法・民訴・実務基礎の前提になる。最初に時間をかける |
| 2 | 刑法 | 構成要件→違法→責任の処理手順が明確で、「答案の型」を最初に体得しやすい |
| 3 | 憲法 | 判例の読み方を学ぶ。論文は三段階審査の型 |
| 4 | 民訴 | 民法の後でないと訴訟物・既判力が理解できない(既判力の論点解説) |
| 5 | 刑訴 | 刑法の後。捜査と証拠の2本柱 |
| 6 | 商法 | 民法の応用。会社法は条文数字の暗記が中心 |
| 7 | 行政法 | 憲法・民訴の知識を使う。個別法の読み方に慣れるのは最後でよい |
「公法系から」と勧める予備校もありますが、初学者は 具体的な事例で動く民法・刑法 から入る方が挫折しにくく、論文の型も早く身につきます。
科目ごとの特徴と最初の1冊
- —民法:民法(全)潮見佳男↗ で全体像→要件事実の発想。
- —刑法:基本刑法Ⅰ・Ⅱ↗。総論の処理手順を先に固める。
- —憲法:憲法判例の射程↗。判例の事案と規範をセットで。
- —民訴:読解民事訴訟法↗。定義の正確さが命。
- —刑訴:基本刑事訴訟法Ⅰ・Ⅱ↗。
- —商法:会社法 田中亘↗ は辞書として。
- —行政法:基本行政法↗。
各科目の論点は 論点解説(392論点・無料)で「答案に書く形」を先に見ておくと、基本書の読み方が変わります。教材全体は 合格者の教材15選。
1年目のモデル(1科目3〜4週間)
| 月 | 科目 | 並行する短答 |
|---|---|---|
| 1〜2 | 民法 | 憲法の短答を ◯×演習 で開始(無料) |
| 3 | 刑法 | 民法短答 |
| 4 | 憲法 | 刑法短答 |
| 5 | 民訴 | 憲法・民法の反復 |
| 6 | 刑訴 | 民訴短答 |
| 7 | 商法 | 刑訴短答 |
| 8 | 行政法 | 商法短答 |
| 9〜12 | 論文開始(民法・刑法から) | 全科目の間違えた肢 |
選択科目・実務基礎はいつから
- —選択科目:基本7科目の論文が回り始めてから。試験の4〜6か月前で足ります(選択科目の選び方)。
- —法律実務基礎:民法・民訴・刑法・刑訴が終わった後、短答後の2〜3か月で集中。
- —一般教養:対策しません。法律科目で合格点を取る(一般教養の割り切り方)。
関連:勉強はいつから始める? / 非法学部から1年合格のスケジュール / 勉強法の全体像
よくある質問
- Q. 予備試験の勉強は憲法から始めるべきですか?
- 初学者には民法・刑法から入ることを勧めます。具体的な事例で動く科目なので挫折しにくく、刑法の処理手順で答案の型を早く体得できます。憲法は判例の読み方を学ぶ3番目でよいです。
- Q. 7科目を同時に進めるべきですか?
- インプットは1科目ずつ3〜4週間で回し、短答だけ前の科目を並行させる方式が記憶の定着に向きます。論文期に入ってから全科目を週単位で回します。
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