CIVIL PROCEDURE
遺言無効確認の確認の利益
規範(判例・通説の定式)
【原則】過去の法律行為の存否確認は、現在の権利関係の確認に比べ迂遠で確認の利益を欠くのが原則(最判昭41.4.12)。
判例の射程
【判例(例外)】最判昭47.2.15=遺言無効確認の訴えは、形式上過去の法律行為の確認でも、遺言が有効なら生ずべき現在の特定の法律関係が存在しないことの確認を求めるものと解される場合で、原告が法律上の利益を有するときは適法。根拠:複数財産を対象とする遺言を個々の現在の法律関係に引き直すと確認対象が分散・複雑化し端的な紛争解決に役立たない。
答案での書き方(法的三段論法)
- 1
問題提起
本件で遺言無効確認の確認の利益が問題となる旨を、条文を引用して1〜2文で提起する。
- 2
規範
上の「規範」の定式を、判例名・条文とセットでそのまま書く。要件が複数ある場合は①②③と番号を振る。
- 3
あてはめ
問題文の事情を要件ごとに引用し、「〜という事情は…を意味するから、要件○を満たす」と評価を加える。数字・なお書き・当事者の具体的行動は必ず拾う。
- 4
結論
「したがって/よって」で要件充足と結論(成立・不成立、適法・違法、合憲・違憲)を一文で締める。
自分の答案がこの4要素に分解できているかは、AI答案添削で色分けして確認できます。
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よくある質問
Q「遺言無効確認の確認の利益」は予備試験・司法試験で出題されていますか?+
平成25年の論文式試験で出題(または関連出題)されています。頻出度は標準ランクです。