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『法律文章読本』(初版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】

白石忠志『法律文章読本』のレビュー。答案の文章が読みにくいと言われる受験生向けに、どの章が答案に効くか、使い方と限界を解説。

公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます

Amazon.co.jp 法律文章読本(初版) 白石忠志 / 弘文堂 / 2024年4月 / 232ページ / 2,200円★★★★☆ Amazonで見る
本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。

書誌情報

項目内容
著者・編者白石忠志
出版社弘文堂
版・発行初版・2024年4月
ページ数232ページ
価格(税込)2,200円
ISBN978-4-335-35992-7
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どんな本か

経済法の研究者が、法律文章の「読み手に負担をかけない書き方」を短い項目に分けて説いた本です。主語と述語の対応、接続詞の使い方、引用と要約の区別、段落の作り方など、法律論文・答案・実務文書に共通する技術が並びます。受験対策本ではありませんが、添削で「何を言いたいか分からない」と言われる答案の原因が具体的に分かります。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • —添削で文章の読みにくさを指摘されたが、何を直せばよいか分からない
  • —規範もあてはめも書けているのに評価が伸びない
  • —CBT化で答案の分量が増え、冗長になりがち

向いていない人

  • —まだ論文を書き始めていない(先に答案を書いてから読む方が刺さる)
  • —法律知識そのものを増やしたい
  • —答案の型(問題提起→規範→あてはめ)をこれから学びたい

使い方

通読は2〜3時間で終わります。読んだ直後に自分の過去の答案を1通取り出し、本書の項目(一文の長さ、接続詞、指示語)に照らして赤を入れると効果が出ます。以後は答案を書くたびに「一文を短く、主語を落とさない」を意識し、月に1度読み返す程度で十分です。

この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。

弱点・注意点

答案に特有の技術(ナンバリング、三段論法の明示、時間配分)は扱っていません。あくまで文章の土台を直す本なので、答案の型は別途 論文の勉強法 で押さえてください。研究論文向けの章は受験生には不要です。

併用したい本

総合評価

★★★★ 4.0 / 5 論文期に入った受験生が一度は読んでおきたい薄い本。

教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。

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よくある質問

Q. 『法律文章読本』は初学者でも読めますか?
添削で文章の読みにくさを指摘されたが、何を直せばよいか分からないという人には向いています。一方でまだ論文を書き始めていない(先に答案を書いてから読む方が刺さる)という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
Q. 『法律文章読本』は何周すればよいですか?
通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。

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