教材レビュー
『肢別本(辰已)』(2026年版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】
辰已『肢別本』のレビュー。短答過去問を肢単位の◯×に再構成したB6判の問題集を、パーフェクトとの使い分け、周回の仕方、デジタル演習との比較から解説。
公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者・編者 | 辰已法律研究所 |
| 出版社 | 辰已法律研究所 |
| 版・発行 | 2026年版・2025年 |
どんな本か
司法試験・予備試験・旧司法試験の短答過去問を肢ごとに分解し、◯×形式で体系別に並べたB6判の問題集です。科目別に分かれ、毎年版が更新されます。「肢単位で知識の穴を潰す」用途に特化しており、問題単位で解く『短答過去問パーフェクト』と役割が分かれます。
向いている人・向いていない人
向いている人
- —持ち運べるサイズで、移動中に短答を回したい
- —問題単位ではなく肢単位で知識の抜けを潰したい
- —紙の◯×で高速に周回するのが性に合う
向いていない人
- —間違えた肢だけの抽出・反復をデジタルで管理したい(短答◯×演習の方が速い)
- —問題全体の文脈(組合せ問題の解き方)も練習したい(パーフェクト向き)
- —全科目を揃える費用を抑えたい
使い方
1周目は全肢を解いて×の肢に印をつけ、2周目以降は印の肢だけを回します。解説が簡潔なので、理由が分からない肢は基本書で確認し、判例六法にマーキングします。筆者はデジタルの◯×演習で同じことを行い、紙は使いませんでしたが、紙が合う人には有効です。
この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。
弱点・注意点
解説は短く、理由付けの学習には向きません。肢単位に分解されているため、本試験の組合せ問題の解き方は別途練習が必要です。版の更新で問題の入れ替えがあるので、古い版の中古は注意してください。
併用したい本
総合評価
★★★☆ 3.5 / 5 紙で肢単位に回したい人向け。デジタルで代替できるなら不要。
教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。
よくある質問
- Q. 『肢別本(辰已)』は初学者でも読めますか?
- 持ち運べるサイズで、移動中に短答を回したいという人には向いています。一方で間違えた肢だけの抽出・反復をデジタルで管理したい([短答◯×演習](/tanto)の方が速い)という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
- Q. 『肢別本(辰已)』は何周すればよいですか?
- 通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。
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