教材レビュー
『行政判例百選Ⅰ・Ⅱ』(第8版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】
『行政判例百選Ⅰ・Ⅱ 第8版』(2022年)のレビュー。行政法の判例を引くための判例集を、論文で押さえる判例の絞り方、基本行政法の版の古さを補う使い方から解説。
公開 2026/10/05約2分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
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行政判例百選Ⅰ 第8版
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本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者・編者 | 斎藤誠・山本隆司 編 |
| 出版社 | 有斐閣(別冊ジュリスト260号) |
| 版・発行 | 第8版・2022年11月 |
| ページ数 | 264ページ |
| 価格(税込) | 2,750円 |
| ISBN | 978-4-641-11560-6 |
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どんな本か
行政法総論(Ⅰ)と行政救済法(Ⅱ)の主要判例を収録する判例集で、2022年に第8版へ改訂されました。行政法の論文では処分性・原告適格・裁量統制の判例の規範をそのまま使うため、判例の事案と判旨を確認する本として、基本書と並んで必須に近い教材です。
向いている人・向いていない人
向いている人
- —基本行政法の刊行後の新判例を補いたい
- —処分性・原告適格の判例を事案ベースで比較したい
- —短答で判例の理由付けを問う肢に強くなりたい
向いていない人
- —全件を通読しようとしている
- —判例の結論だけなら判例六法で足りる
- —行政法の学習がまだ基礎の途中
使い方
通読は不要です。行政法の論点解説や『基本行政法』に出てきた判例を引き、事実と判旨を読んで「事案のどの要素が結論を分けたか」を一言メモします。処分性と原告適格の判例は横並びで比較すると、答案で「本件は〜の点で異なる」と書けるようになります。
この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。
弱点・注意点
ⅠとⅡで2冊に分かれ、合計5,500円程度かかります。救済法中心の論文対策ならⅡを優先しても構いません。解説は学説整理が中心で、答案の文章にはなりません。
併用したい本
総合評価
★★★★ 4.0 / 5 基本行政法の新判例の穴を埋める判例集。引く本として。
教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。
よくある質問
- Q. 『行政判例百選Ⅰ・Ⅱ』は初学者でも読めますか?
- 基本行政法の刊行後の新判例を補いたいという人には向いています。一方で全件を通読しようとしているという場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
- Q. 『行政判例百選Ⅰ・Ⅱ』は何周すればよいですか?
- 通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。
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