勉強法
予備試験の短答はいつから始めて何時間勉強する?論文と並行する配分と、直前3か月の回し方
短答対策の開始時期(基礎インプット1科目目から並行)、必要時間の目安(約600時間)、論文との時間配分、直前3か月で合格点を超える回し方を、短答20位台の筆者が解説。令和7年の合格点159点から逆算した科目別目標も。
公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
この記事の筆者(開発者)は、医学部在籍中に予備試験へ短答20位台・論文10位台(総合13位)で合格しました。平日3〜4時間・休日8時間、期間は約1年半です。勉強法の全文は 合格者の勉強法 に公開しています。
結論:短答は「1科目目のインプットが終わった日」から始める
短答を直前3か月だけで仕上げようとすると、論文の時間を削ることになります。短答は 基礎インプットと並行して始め、論文期には「間違えた肢の反復」だけ に縮小するのが、総時間を最小にする配分です。
必要時間の目安:約600時間
| 内容 | 時間 | 時期 |
|---|---|---|
| 過去問1周目(司法試験+予備試験、全年度、肢ごと) | 300時間 | インプット期〜論文初期 |
| 2周目(間違えた肢のみ) | 120時間 | 論文期に並行 |
| 判例六法マーキングと通読 | 120時間 | 1周目と並行、直前期に通読 |
| 直前期の反復(間違えた肢の間違えた肢) | 60時間 | 短答前2か月 |
短答◯×演習 は肢ごとに正誤を記録し、間違えた肢だけを抽出できるので、2周目以降の時間が大きく減ります。
論文との配分
| 時期 | 短答 | 論文 |
|---|---|---|
| インプット期(最初の4〜6か月) | 週5時間(前の科目の過去問) | 答案構成のみ |
| 論文期(中盤6〜9か月) | 週3時間(間違えた肢の反復) | 週15時間以上 |
| 短答前2か月 | 週15時間 | 週5時間(答案構成で型を維持) |
| 短答後〜論文まで | 0 | 全時間 |
論文期に短答をゼロにすると、直前期にゼロから戻す時間が倍かかります。週3時間の反復を切らさない のが要点です。
合格点から逆算した科目別目標
令和7年の短答合格点は159点/270点(法務省公表)。一般教養を20点前後と見込むと、法律7科目で 150点(平均21〜22点/30点) が安全圏です。
| 科目 | 目標 | ポイント |
|---|---|---|
| 憲法 | 24 | 判例の結論と理由。統治も落とさない |
| 行政法 | 22 | 条文の数字と判例の事案 |
| 民法 | 22 | 量が多いので判例六法で条文を確認 |
| 商法 | 20 | 会社法の数字。手形は深追いしない |
| 民訴 | 22 | 定義と判例の結論 |
| 刑法 | 22 | 判例の結論。学説は多数説の帰結 |
| 刑訴 | 22 | 判例の事案と結論 |
直前3か月の回し方
- 3か月前:全科目の「間違えた肢」を1周(約2週間)。
- 2か月前:判例六法のマーキング部分を全科目通読(1日2科目で1週間、2周)。
- 1か月前:間違えた肢の中でさらに間違えた肢を毎日。短答の年度別過去問を本番形式で週1回。
- 1週間前:新しい問題は解かない。判例六法のマーキングだけ。
やらなくてよいこと
短答の点が伸びないときの原因別チェック
| 症状 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 同じ肢を何度も間違える | 判例六法で条文を確認していない | 間違えた肢は必ず条文に当たり、マーキングする |
| 時間が足りない | 1肢に考え込む | 1分半で判定、迷ったら飛ばす。年度別過去問を本番形式で週1回 |
| 民法だけ低い | 量に対して周回が足りない | 民法は他科目の1.5倍の肢数を配分 |
| 直前期に点が下がる | 新しい教材に手を出した | 間違えた肢と判例六法に戻る |
社会人・学生別の短答配分
- —社会人:通勤往復で1日100肢(スマホ学習法)。週末は論文に使い、短答は平日で完結させる。
- —学生:短答は夜の1時間に固定し、日中は論文。直前2か月は逆転させる。
短答模試の使い方
短答3か月前と1か月前に 辰已↗ や LEC↗ の全国模試を受け、科目別の得点を上の目標と比べます。模試で間違えた肢は ◯×演習 の「間違えた肢」と同じリストに入れて反復します(模試の活用法)。
関連:短答の勉強法 / 過去問学習の完全ガイド / 各ステージで変える思考法
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よくある質問
- Q. 短答の勉強は論文の後回しでよいですか?
- 後回しにすると直前期に論文の時間を削ることになります。インプット1科目目が終わった時点から過去問を始め、論文期は週3時間の反復に縮小する配分が総時間を最小にします。
- Q. 短答の合格点はどれくらいですか?
- 令和7年は270点満点で159点でした(法務省公表)。一般教養を20点前後と見込み、法律7科目で150点(1科目平均21〜22点)を目標にすると安全圏です。
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