受験情報
法科大学院の費用はいくら?国立189万〜私立600万円の内訳と、授業料免除・給付奨学金で安くする方法【2026年】
法科大学院の学費を国立(入学金282,000円+授業料804,000円/年)と私立(400〜600万円)で比較し、生活費・教材費・司法試験受験料を含めた総額を試算。授業料免除、大学独自の給付奨学金、日本学生支援機構の第一種奨学金の使い方と、予備試験ルートとの費用差。
公開 2026/10/05約4分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
数値は法務省・文部科学省・各大学の公表資料(2026年10月時点)にもとづきます。年度ごとに変わるため、出願前に必ず最新の公式資料で確認してください。本記事の外部リンクにはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
学費の相場
| 区分 | 入学金 | 授業料(年) | 既修2年の総額 | 未修3年の総額 |
|---|---|---|---|---|
| 国立 | 282,000円 | 804,000円 | 約1,890,000円 | 約2,694,000円 |
| 公立 | 国立に準じる(居住地で入学金が変わる) | 約80万円 | 約190万円 | 約270万円 |
| 私立 | 270,000〜300,000円 | 1,000,000〜1,300,000円 | 約230〜290万円 | 約330〜420万円(施設費込みで400〜600万円) |
出典: 国立は「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」の標準額(入学料282,000円・授業料804,000円)、私立は各大学の2026年度学生募集要項(幅は大学による)。
私立は授業料のほかに施設設備費・実習費がかかる大学が多く、総額は募集要項の「納付金一覧」で確認してください。
学費以外にかかる費用
- —生活費:実家外なら年100〜150万円。2〜3年で200〜450万円。
- —教材費:基本書・判例百選・演習書で年5〜10万円。
- —司法試験受験料:令和8年から32,000円(電子出願は31,000円)。予備試験は21,000円(電子出願20,000円)。出典: 法務省 各受験案内。
- —予備校・答練:法科大学院生でも併用する人が多く、年10〜50万円。→ 予備校費用の相場
- —司法修習中の生活:修習給付金(月額13.5万円+住居給付)があるが、貯蓄があると安心。
総額の目安:国立既修・実家通学なら約250万円、私立未修・一人暮らしなら約900万円以上。
安くする方法
1. 授業料免除
国立大学には入学料・授業料の全額または半額免除の制度があり、経済状況と成績で判定されます。私立も独自の減免制度を持つ大学が増えています。
2. 大学独自の給付奨学金
入試成績上位者に「入学金+初年度授業料相当額」を給付する大学があります(例:東北大学法科大学院は成績上位合格者30名程度に108.6万円を給付、2026年度)。入試で上位を取ると学費がゼロに近づく ので、既修入試の対策はそのまま費用対策になります。
3. 日本学生支援機構の奨学金
第一種(無利子)は月額5万円または8万8千円。第二種(有利子)は月額最大15万円。法科大学院生向けの返還免除(業績優秀者)もあります。
4. 法科大学院に行かずに予備試験ルート
予備試験ルートなら学費はゼロ。教材費5〜10万円+演習環境(オンラインロースクール 月額5,000円)で、2年間でも約20万円です。費用面では比較になりません。→ 法科大学院と予備試験の比較
費用で法科大学院を選ぶときの注意
- —「学費が安い」より「給付奨学金・免除が取りやすいか」で見る。
- —合格率が低い法科大学院は、留年・修了後の浪人で結果的に高くつく。→ 合格率ランキング
- —在学中受験で1年早く受かれば、学費1年分と生活費が浮く。→ 在学中受験
ケース別の総額シミュレーション
| ケース | 学費 | 生活費(差額) | 予備校・教材 | 概算総額 |
|---|---|---|---|---|
| 国立既修・実家通学・免除なし | 約189万円 | 0 | 約30万円 | 約220万円 |
| 国立既修・一人暮らし・半額免除 | 約110万円 | 約240万円 | 約30万円 | 約380万円 |
| 私立未修・一人暮らし・給付奨学金なし | 約500万円 | 約360万円 | 約50万円 | 約910万円 |
| 予備試験ルート(2年、働きながら) | 0 | 0 | 約20万円 | 約20万円 |
学費の支払時期は、入学金が合格後すぐ、授業料は前期・後期の2回に分けて納める大学が一般的です。入学前年の秋に合格して翌春までに入学金と前期授業料(国立で約68万円)が必要になるので、資金計画は出願前に立てておきます。
奨学金申請のスケジュール
- —大学独自の給付奨学金:入試成績で自動判定されるものと、入学後に申請するものがある。募集要項の「経済支援」欄を確認。
- —日本学生支援機構:入学後の4月に在学採用の申請。予約採用は学部在学中に申し込む。
- —授業料免除:前期・後期ごとに申請。所得証明書など書類の準備に時間がかかる。
予備試験ルートを「月額5,000円」で試す
法科大学院に進むかどうかを決める前に、予備試験の勉強を小さく始めてみる方法があります。オンラインロースクールは、論点解説392論点 を無料公開し、短答◯×演習(法務省公表の令和元〜5年・7科目を肢ごとに再構成)、AI添削、AI勉強計画 を 月額5,000円 から使えます。開発者は医学部在籍中に予備試験へ短答20位台・論文10位台(総合13位)で合格しており、その勉強法は 全文公開 しています。→ 無料で登録する
よくある質問
- Q. 法科大学院の学費は国立でいくらですか?
- 2026年度の国立大学法科大学院は入学金282,000円、授業料804,000円/年が標準で、既修2年で約189万円、未修3年で約269万円です。授業料免除や給付奨学金で減額できる場合があります。
- Q. 法科大学院の奨学金にはどんな種類がありますか?
- 大学独自の給付奨学金(入試上位者への学費相当額給付など)、国立大学の入学料・授業料免除、日本学生支援機構の第一種(無利子・月5万円または8.8万円)・第二種(有利子)があります。
Online Law School
予備校の10分の1以下の費用で、演習・添削・計画をひとつに
論点解説(無料)、短答◯×演習、論文過去問、AI添削、AI勉強計画。ライトプランは月額5,000円、最低契約期間はありません。
あわせて読みたいコラム
論点ごとの解説(論証・判例・答案の書き方)は論点解説へ: