CIVIL PROCEDURE
権利自白
権利自白は、民事訴訟法(審理)の論点です。【論点】 「土地はAが現に所有している」等の法律判断(権利関係)を認める陳述(権利自白)に撤回制限効が及ぶか。 判例・通説の規範は「【規範】 自白法則が適用されるのは主要事実に限られ、法律判断には原則適用されない。権利の存否は法律的評価を含む結論で主要事実でなく、厳密には自白法則の対象外。」とされ、予備試験・司法試験の論文では平成23年に問われています。
問題の所在
【論点】「土地はAが現に所有している」等の法律判断(権利関係)を認める陳述(権利自白)に撤回制限効が及ぶか。
規範(判例・通説の定式)
【規範】自白法則が適用されるのは主要事実に限られ、法律判断には原則適用されない。権利の存否は法律的評価を含む結論で主要事実でなく、厳密には自白法則の対象外。
補足
例外として、所有権については権利自白が成立する。
答案での書き方(法的三段論法)
- 1
問題提起
【論点】 「土地はAが現に所有している」等の法律判断(権利関係)を認める陳述(権利自白)に撤回制限効が及ぶか。
- 2
規範
上の「規範」の定式を、判例名・条文とセットでそのまま書く。要件が複数ある場合は①②③と番号を振る。
- 3
あてはめ
問題文の事情を要件ごとに引用し、「〜という事情は…を意味するから、要件○を満たす」と評価を加える。数字・なお書き・当事者の具体的行動は必ず拾う。
- 4
結論
「したがって/よって」で要件充足と結論(成立・不成立、適法・違法、合憲・違憲)を一文で締める。
自分の答案がこの4要素に分解できているかは、AI答案添削で色分けして確認できます。
あわせて読みたい論点
この論点の前提になる論点や、対になる論点です。
審理/弁論主義
裁判上の自白
さらに学びたい人へ(おすすめ教材)
この論点の理解を深める教材です。リンクにはアフィリエイトリンクを含みます(価格は変わりません)。
講座
民事系1位が作った民事訴訟法判例百選基本講義(BEXA) ↗民訴は条文にない概念の理解が勝負。百選を自分の言葉で説明できるようにした上で、付属の論証をコンパクトな記述例として使う。民訴の一番のおすすめ。
講座
アガルート 重要問題習得講座(重問) ↗信頼できる答案例が付いた網羅的な演習書。解答例を問題提起・理由付け・規範・あてはめ・結論の5色に塗り分けて周回する。憲法・刑法以外の論文の軸。
講座
アガルート 短答知識完成講座Ⅱ(下4法) ↗下4法の短答対策。過去問と判例六法のマーキングをセットで進めるための講座。
講座
アガルート 判例百選スピード攻略講座 ↗百選を問題集として使い、その判例が論文で出たらどう書くかを示す講座。インプットとアウトプットを同時にできる。特に行政法・民訴・会社法・刑訴で効果が大きい。
出題実績と演習
よくある質問
Q【論点】 「土地はAが現に所有している」等の法律判断(権利関係)を認める陳述(権利自白)に撤回制限効が及ぶか。+
【規範】 自白法則が適用されるのは主要事実に限られ、法律判断には原則適用されない。権利の存否は法律的評価を含む結論で主要事実でなく、厳密には自白法則の対象外。
Q「権利自白」は予備試験・司法試験で出題されていますか?+
平成23年の論文式試験で出題(または関連出題)されています。頻出度は標準ランクです。