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『憲法判例百選Ⅰ』(第8版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】

『憲法判例百選Ⅰ 第8版』(2025年)のレビュー。大法廷判例4件を含む12件が追加された最新版を、全部読まない使い方、論文で引く判例の絞り方、第7版から買い替える価値まで解説。

公開 2026/10/05約2分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます

Amazon.co.jp 憲法判例百選Ⅰ 第8版 長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿・小島慎司 編 / 有斐閣(別冊ジュリスト273号) / 2025年9月 / 228ページ / 2,750円★★★★★ Amazonで見る
本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。

書誌情報

項目内容
著者・編者長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿・小島慎司 編
出版社有斐閣(別冊ジュリスト273号)
版・発行第8版・2025年9月
ページ数228ページ
価格(税込)2,750円
ISBN978-4-641-21344-9
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どんな本か

人権総論・平等・精神的自由・経済的自由の主要判例を、事実・判旨・解説の形で1件2ページにまとめた定番判例集です。第8版(2025年9月)で最高裁大法廷判例4件を含む12件が追加され、本編101件とAppendix15件になりました。論文で引用する判例の事案と射程を確認する教材として、受験生のほぼ全員が持っています。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • —論文で判例を引くとき、事案の違いを具体的に書きたい
  • —最新の大法廷判例を試験向けに整理したい
  • —基本書に出てくる判例の原典に近い情報を1冊で確認したい

向いていない人

  • —116件を全部読もうとしている(挫折の原因になる)
  • —判例の結論だけ知りたい(判例六法で足りる)
  • —解説の学説部分まで覚えようとしている

使い方

全件通読はしません。憲法の論点解説や基本書で名前が出た判例だけを引き、事実と判旨を読んで「本件とどこが違うか」を一言メモします。解説は読まなくて構いません。短答対策では、判例六法の要旨で理由が分からなかった判例だけ百選で確認します。

この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。

弱点・注意点

解説は研究者向けで、答案にそのまま使える文章ではありません。第7版から第8版への買い替えは、追加された大法廷判例が論文で出題されやすいため、受験が1年以上先なら買い替える価値があります。Ⅱ(統治)は別巻です。

併用したい本

総合評価

★★★★☆ 4.5 / 5 引く本であって読む本ではない。最新版を手元に。

教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。

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よくある質問

Q. 『憲法判例百選Ⅰ』は初学者でも読めますか?
論文で判例を引くとき、事案の違いを具体的に書きたいという人には向いています。一方で116件を全部読もうとしている(挫折の原因になる)という場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
Q. 『憲法判例百選Ⅰ』は何周すればよいですか?
通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。

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