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『憲法判例の射程』(第2版)レビュー|誰向け・使い方・弱点【司法試験・予備試験】

『憲法判例の射程 第2版』のレビュー。判例を「使える形」で理解するための定番書を、答案への落とし込み方、通読の順番、弱点まで予備試験総合13位合格者の視点で解説。

公開 2026/10/05約3分で読めますPR:本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます

Amazon.co.jp 憲法判例の射程 第2版 横大道聡 編著 / 弘文堂 / 2020年8月 / 428ページ / 2,970円★★★★★ Amazonで見る
本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。書誌情報・価格(税込)は2026年10月時点のもので、改版や価格改定があり得ます。購入前に出版社・販売ページでご確認ください。

書誌情報

項目内容
著者・編者横大道聡 編著
出版社弘文堂
版・発行第2版・2020年8月
ページ数428ページ
価格(税込)2,970円
ISBN978-4-335-35834-0
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どんな本か

主要な憲法判例について、判決文の論理構造を分解し、「その判例はどこまでの事案に及ぶのか(射程)」を章ごとに検討する本です。第2版で9章が追加され、人権分野をほぼ網羅しました。憲法の論文で求められる「判例の枠組みを前提に、本件との違いを論じる」作業を、そのまま教科書化した構成です。筆者が憲法の答案の書き方を掴んだのはこの本でした。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • —判例の結論は知っているが、答案でどう使えばよいか分からない
  • —審査基準の選び方を判例ベースで説明できるようになりたい
  • —憲法の論文で「判例と事案が違う」と言われる

向いていない人

  • —憲法の基礎(人権の分類、統治の仕組み)がまだ入っていない
  • —統治分野を厚く学びたい(本書は人権中心)
  • —短答対策として判例を網羅したい(百選の方が向く)

使い方

1周目は基本書を1周した後に、章の順番どおり通読します。各章の末尾にある「射程」の整理を自分の言葉で3行にまとめ、憲法の論点解説の該当論点に書き足していくと、答案で使う規範と理由付けがそろいます。2周目以降は過去問を書いたあと、使った判例の章だけ読み直します。

この本で確認した論点は、論点解説の該当ページで「問題提起→規範→あてはめ」の形に整え、答案で使える文章にしておくと定着が速くなります。短答知識が絡む箇所は 短答◯×演習 で肢ごとに確認し、論文で使えるかは AI添削 に答案を出して拾い率と規範の正確性を数値で見るのが近道です。

弱点・注意点

2020年の第2版以降の新判例(令和の大法廷判決など)は収録されていないため、百選第8版で補う必要があります。統治は手薄なので、統治の論文対策は別の基本書が必要です。文章は丁寧ですが分量があるので、通読に1か月はみてください。

併用したい本

総合評価

★★★★★ 5.0 / 5 憲法の論文で点を取るための最短ルート。基本書1周後に必ず。

教材の選び方の原則(1科目1冊・5周できる薄さ)は 教材の選び方、合格者が実際に使った15冊は おすすめ教材15選 にまとめています。

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よくある質問

Q. 『憲法判例の射程』は初学者でも読めますか?
判例の結論は知っているが、答案でどう使えばよいか分からないという人には向いています。一方で憲法の基礎(人権の分類、統治の仕組み)がまだ入っていないという場合は、先に別の教材から入る方が効率的です。
Q. 『憲法判例の射程』は何周すればよいですか?
通読は1周で十分で、2周目以降は答案を書いて詰まった箇所だけ辞書的に戻る使い方が合格者に多いやり方です。周回の具体的な回し方は本文の「使い方」を参照してください。

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