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CONSTITUTIONAL LAW

投票価値の平等と議員定数配分(最大判平25.11.20等)

平等原則出題年度:平成23・26・令和元(関連)

規範(判例・通説の定式)

国民には選挙に際して均等の選挙権が保障されるから(15条1項・44条但書)、投票価値の平等もその内容をなす。ただし47条は選挙に関する事項を法律で定めると規定しており、具体的な選挙制度の設計には立法府の裁量が認められる。

定数配分の合憲性は、①較差の程度、②是正するための合理的期間が経過したかどうか、③立法府の是正措置の合理性を総合考慮して判断する。「違憲状態」(較差が違憲水準だが是正期間未経過)と「違憲」(是正義務を怠った場合)は区別される。

補足

議員定数の不均衡が著しい場合、投票価値の平等(15条1項・14条1項)に反し違憲となるか。合理的期間論の適用が問題となる。

関連判例

  • 最大判平25.11.20:平成22年参院選につき最大較差4.77倍を違憲状態と判断。在外邦人選挙権制限(最大判平17.9.14):「やむを得ない事由」なく選挙権行使を制限することは違憲。国外に居住しているという事情は、選挙権行使を制限するやむを得ない事由に当たらない。

答案での書き方(法的三段論法)

  1. 1

    問題提起

    本件で投票価値の平等と議員定数配分が問題となる旨を、条文を引用して1〜2文で提起する。

  2. 2

    規範

    上の「規範」の定式を、判例名・条文とセットでそのまま書く。要件が複数ある場合は①②③と番号を振る。

  3. 3

    あてはめ

    問題文の事情を要件ごとに引用し、「〜という事情は…を意味するから、要件○を満たす」と評価を加える。数字・なお書き・当事者の具体的行動は必ず拾う。

  4. 4

    結論

    「したがって/よって」で要件充足と結論(成立・不成立、適法・違法、合憲・違憲)を一文で締める。

自分の答案がこの4要素に分解できているかは、AI答案添削で色分けして確認できます。

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出題実績と演習

よくある質問

Q「投票価値の平等と議員定数配分」は予備試験・司法試験で出題されていますか?+

平成23年・平成26年・令和元年の論文式試験で出題(または関連出題)されています。頻出度は標準ランクです。