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CRIMINAL LAW

責任能力(39条)と原因において自由な行為

責任能力出題年度:平成28・令和3(関連)

責任能力と原因において自由な行為は、刑法(責任)の論点です。行為時に心神喪失・心神耗弱の状態にあった者について、完全な責任を問いうるか。原因において自由な行為の法理が問題となる。 判例・通説の規範は「原因において自由な行為とは、行為者が自ら招いた責任無能力・限定責任能力の状態を利用して犯罪を実現する場合に、完全な責任を問う法理である。その根拠については、原因行為時に故意・過失及…」とされ、予備試験・司法試験の論文では平成28年・令和3年に問われています。

問題の所在

行為時に心神喪失・心神耗弱の状態にあった者について、完全な責任を問いうるか。原因において自由な行為の法理が問題となる。

規範(判例・通説の定式)

原因において自由な行為とは、行為者が自ら招いた責任無能力・限定責任能力の状態を利用して犯罪を実現する場合に、完全な責任を問う法理である。その根拠については、原因行為時に故意・過失及び責任能力が存在し、原因行為と結果との間に因果関係が認められる場合には、実行行為時の責任能力の欠如にかかわらず完全な責任を問いうると解する。

あてはめのポイント

飲酒して泥酔状態で暴行に及んだ場合:飲酒開始時に犯罪実行の意思があった場合→原因において自由な行為として故意犯の成立。飲酒開始時に犯罪実行の意思がなかった場合→過失犯の成否が問題となる。

答案での書き方(法的三段論法)

  1. 1

    問題提起

    行為時に心神喪失・心神耗弱の状態にあった者について、完全な責任を問いうるか。原因において自由な行為の法理が問題となる。

  2. 2

    規範

    上の「規範」の定式を、判例名・条文とセットでそのまま書く。要件が複数ある場合は①②③と番号を振る。

  3. 3

    あてはめ

    問題文の事情を要件ごとに引用し、「〜という事情は…を意味するから、要件○を満たす」と評価を加える。数字・なお書き・当事者の具体的行動は必ず拾う。

  4. 4

    結論

    「したがって/よって」で要件充足と結論(成立・不成立、適法・違法、合憲・違憲)を一文で締める。

自分の答案がこの4要素に分解できているかは、AI答案添削で色分けして確認できます。

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出題実績と演習

よくある質問

Q行為時に心神喪失・心神耗弱の状態にあった者について、完全な責任を問いうるか。+

原因において自由な行為とは、行為者が自ら招いた責任無能力・限定責任能力の状態を利用して犯罪を実現する場合に、完全な責任を問う法理である。その根拠については、原因行為時に故意・過失及び責任能力が存在し、原因行為と結果との間に因果関係が認められる場合には、実行行為時の責任能力の欠如にかかわらず完全な責任を問いうると解する。

Q「責任能力と原因において自由な行為」は予備試験・司法試験で出題されていますか?+

平成28年・令和3年の論文式試験で出題(または関連出題)されています。頻出度は標準ランクです。